参加者
PL1 星風律果 女 19 オカルト研究者 (眠気(ヒュプノスドラゴン)さん) 律
PL2 Bradley=Beresford 男 42 ジャーナリスト (ramudaさん)ブ
PL3 風月流子 女 27 カフェギャラリー経営/風俗店バイト (sphinix_pobさん) 流
PL4 滝沢獠 男 27 自動車整備士/消防団員 (shimeji_02さん) 獠
PL5 泉野慶 男 28 公務員技術職 (keiryuさん) 慶
PL6 冬泉ゆう 女 33.4 パソコン講師 (CheeseDeHappyさん)ゆ
PL7 冬川花路 男 30 趣味人 (kiri_GaD_Wさん)花
NPC
葉庭楓 ヒロイン 15年6月追記。そうか、この頃はヒロインしてたのね…
如月絃二 通称絃さん。 喫茶店の常連
葉庭切嗣 楓のお兄さん。今回の依頼人
流子さんとゆうさんと楓は元々知り合いです。
今回のオンラインセッションを3行で言うと、
主人公さんマジ主人公()
ローキック最強説
滝沢さんハーレム
ですね。 長いので最悪ここだけでも何があったかわかれば幸いです。
今回生贄症候群というフリーのサプリを使用したのですがほぼ初心者という事もありシステムをかなり簡略化して行いました。
http://www.big.or.jp/~t-shun/SSS/ こちらのサイトで全てのデータが載っています。
具体的には
基底年齢制限、霊能力、生贄判定、封印、保持システム、サポートアクション、エフェクトアクション、肉体精神ダメージボーナスとそれ関連の廃止
シナリオアクションの簡略化、技能値に6の追加ボーナス、■の判定除去の緩和、技能値判定の割り振り上限の廃止 などです。
反省点は3時間の予定でシナリオを組んだりしていたのですが結局5時間掛かった事ですかね…
もう少し時間配分を見直していきたいところです。
ログですが見やすさの為誤字脱字修正とある程度の飛ばし、補足説明を入れています。
――
雨の降った夜更け。満月が光り輝く中、男が歩いていた。犬の散歩をしていた彼は今日もこんな怠惰な日が続くのかと絶望に暮れた瞳で林を歩いていた。
その刹那。彼は見た。見てしまったのだ。恐怖に駆られ男は必死で林を犬と共に逃げていく。
もう音は無い。静寂が林を包み込んでいた
――
風月堂 -昼-
流子のもとにメールが届く。
Re:葉庭楓
るこー!見て見て? 今話題の人が消える街!私これから行ってみようと思うんだ? もし帰ってこなかったら… あたしを助けに来てね><
流「…」
流「えーっと、えーっと、今週忙しいって言ったよね? なのに人が消える街に勝手に遊びに行ってしかもこの2日間とうとう連絡なしな上に、電話は通じないし、メールも一切返事来ないし? 」
NPC「ちょっと流子ちゃんどうしたんだい?珈琲まだですかのう…」
流「しかも、この2日前のメールで帰ってこないかもって言ってんだよねあの子?本当にあの子雇ったアタシのほうがこれは馬鹿になってくんじゃないのよ?…あ、あああ?ごめんなさいね?ちょっと?流石にねー…。絃の旦那の前だからこんな愚痴吐けるんだけどもさ?」
(入店音)
獠「(きょろきょろしながら)すいません、今やってます…?」
流「ええ、まあ。ギャラリーの方です?それともお茶にされます?今やってる展示は、若い子のグループ展なんで、よかったらごくつろぎのあと見ていってくださいな。」
獠「ありがとうございます、とりあえずコーヒー1つください」
絃「流子ちゃん流子ちゃん思い出したよ!今話題になってる心霊スポット!どうやら隣町にあるらしい。あいにく場所は覚えてないが…楓ちゃん多分迷子になってんだよ。2日くらいなら俺が代わりに店番やっておくから探しに行ったらどうだい?」
流「 あー…、今度いい作家の作品を無償で渡すから、ソレでお礼ってことでいいかしら? 」
絃「任せておけ。昔これでも喫茶店でバイトしてたんだ。」
獠「なんだかバタバタしてるね?そこの店員さん、どうかしたのかい? 」
流「ああ、申し訳ありません、ちょっと急用…といいますか、ウチのバイトの子が最近いないもので…」
獠「さっき隣で盗み聞いちゃったけど、探しに行くって言っても心当たりあるのかい?まさか家に閉じこもってる訳じゃないだろ?」
流「…あはは、お客様本当にお気遣いありがとうございます。とは言え今は別件もありますので…」
絃「一人じゃ心配だし丁度いい。君も行ってくれると助かるんだが?どうだい?」
獠「ちょ、ちょっと待ってくれよ俺この街に今日初めて来たんですよ」
流「ちょっと絃さん?」
絃「一人じゃ心配なんだ。君までいなくなられたら困るだろう。」
獠「とりあえず車で来てるから家までなら送るけど。」
流「家…どのへんですか?」
獠「実はドライブがてらのあてのない旅行してるんだ、なんなら県外でも行けるさ 」
流「ああいえ、そこまででは…ではちょっと急ぎたいので、コーヒーは後でごちそうしますわ。絃さーん。この人ちょっと借りていきますわー!」
絃「おう!いってらっしゃい!」
獠「そういや、まだ名前も何も聞いてなかったね。俺、滝沢ってんだけど… 」
流「ああ、滝沢さん、ごめんなさい。私はこの店の店主、風月…風月流子と申します。とりあえず特別ドリンクを持ってますので、道中おねがいしますね?」
獠「流子さんね、了解。汚い車だけどどうぞ、道分からないから案内よろしくね 」
星風律果 自宅
「ここは危ない!こっちへ来るんだ!さあ!」という声を聞き毎日目が覚める。
オカルト学者を自称している割に今まで出会ったことすらなかった不思議な出来事に内心わくわくしながら歩を進める。
律「うーん…最近変な夢を見るなぁ、誰かがボクを呼んでいるような…研究に加えこれ以上睡眠時間を削られるのもちょっと辛いね…」
律「外に出てみよう、ボクを呼ぶのは誰だー!」
>世間話で判定
失敗
ゆ「う?ん…ここどこ?>< 」
>地元知識で判定
失敗
どうやら今日も道に迷ってしまったようだ。ふらふらと彷徨っていると寝巻のまま歩く少女が見える。
ゆ「ずっと同じぐるぐる回っている気がする…お風呂入りたいなぁ…」
ゆ「ん??あれは…誰かいる?」
ゆ「なんかパジャマ姿で叫んでる…地元の子かな?ちょっと道聞いてみようかな」
ゆ(なんでパジャマなんだろう…はとりあえず置いておこう)
ゆ「そこのボク?ちょっと道聞いていい? 駅まではどの道いけばいいかな?」
律「む?アナタは…道に迷ったのかな?駅まではそこそこ遠いからこのボクが案内してあげてもいいぞ」
ゆ「ありがとう?><助かるわぁ」
ゆ(ってパジャマのまま行くのかな…)
ゆ「え?と…その格好のままでいいの?お願いしててなんだけど」
律「ん?あー…いつもこの服で過ごしてたからそのまま出てきちゃった、まぁ少し暑いけど日焼けしたくないしちょうどいいかなー」
ゆ(あ、いいんだ)
ゆ「じゃあ、お願いね。駅着いたら冷たいものでもご馳走させてね 」
ブラッドリー 事務所
???「 あーここが噂の人かな?わりい!急いでいるんだ!開けてくれ!」
(ドアを激しく叩く音)
ブ「今日は来客の予定はなかったはずだが…一体誰だ? 」
ブラッドは用心しつつ扉を開く。
切嗣「葉庭切嗣という。潜入取材の依頼だ。金なら出す!すまないが引き受けてはくれないか 」
ブラッドPL:ぱっと見で怪しいところがあるか調べられますか?
>観察力で判定
成功
>怪しいところは見当たらないがとても焦っているように感じる
ブ「仕事の依頼か…とりあえず上がってくれ。話はそれからだ 」
切嗣「すまないが時間が無い。行くなら今すぐ行って欲しい。」
ブ「そこまで急ぎなのか…いいだろう。ちょうど次のネタが欲しかったところだ 」
切嗣「こっちだ!ついてきてくれ」
ブ「ああ 少し待ってくれ。取材に行くのに手ぶらじゃまずい。少し準備させてくれ 」
切嗣「……それもそうか。出来るだけ急いでくれよ」
ブラッドPL:メモ帳とかデジカメをもって出て行っていいですかね? 取材とかに使うだろうし GM:どうぞ
ブ「待たせたな」
切嗣「 遅いぞ!あいつにはもう時間が無いんだ…はやく俺の車に乗ってくれ!」
花路が裏からこそこそと様子をうかがっている…
切嗣「 なんだお前は!さっきからこそこそと!俺に用でもあるのか!」
花「ああいえ、どうやらお困りのようでしたので。大丈夫かな、と 」
切嗣「凄く困っているのは間違いない。怒鳴って悪かったな…手伝えるなら君も手伝ってはくれないか?」
花「それはもう喜んで!困っている人を助けるのは当然のことですから! 」
ブ「おいおい依頼人。潜入取材なのに一般人を連れて行っていいのか?失敗して面倒になるのはごめんだぞ」
切嗣「 今回の場合人は多い方がいいんだ。足が必要になる。本当に時間が無い!両方俺の車に乗り込んでくれ。今から向かう!」
花「どうやら刻一刻を争うようですね。僕も出来る限りお手伝いさせていただきますよ! 」
ブ「一般人がどれだけ役に立つのか…そこのお前、こっちの足は引っ張ってくれるなよ?」
どうやら妹を探しているらしい。楽な仕事そうだ
市役所
全く面倒だ。上司は今日も面倒ごとを押し付けてくる。そういうことは放っておけばいいのに
>情報分析で判定
成功
>戸籍表を検索したが葉庭楓はいなかった
>資料捜索で判定
成功
>昔の資料を捜索すると確かに葉庭楓は存在した。だがそれは120年も前の事だ
???「楓はいるはずなんだ!そうだろ職員さん!いただろ?」
慶「いましたけど、120年前の話です。今生きているなんてあり得ませんよ 」追:伏線回収済
???「俺の妹なんだ!そんなはずはない。2日前から姿が見えないんだ…」
慶PL:兄の名前は戸籍にありますよね?
GM:あります。詳しく知りたいなら資料捜索振ってください
>資料捜索で判定
成功
>葉庭切嗣の戸籍が出てくる。妹は確かに存在するが名前はかえでではなくふうだ
慶「さっき調べたところ妹さんの名前はかえでさんではないのですか?」
切嗣「そんなはずはない。妹の名前は葉庭楓(ふう)だ。断じて楓(かえで)ではない。 」
慶「はあ、そうですか。こちらも調べてはみますが警察には届けました?」
慶(厄介事はいつも自分に回される。今回も上司は見ないふりだ)
切嗣「 警察にも捜索願はもう出しているんだ。どうやら人の消える街に行ったらしくてな。職員さんも確認の為に来てはくれないか」
慶「はあ、とりあえず上の者に確認を取りますね」
住宅地 カフェサイド
>風月、滝沢にナビゲートでの判定を要求
失敗
>楓のような人影を見つける事が出来る
GM:見えただけなのでどっちへ行ったかまでは分かりません
>風月、滝沢に地元知識での判定を要求
成功
>楓っぽい人影を発見する
流「滝沢さん、ちょっと車停めて。今ちょっと探してる楓ちゃんが向こうにいるの」
獠「ん?家この辺なのかい?」
(路肩に車を停める)
流「いや、違うけど、あっちの方に見える女の子。あの子どうも楓っぽいの。」
獠「じゃちょっと行ってみようか?車はここに停めておいても大丈夫だろう 」
流「ええ、ごめんなさい。しかし逃げないかしらあの子。」
住宅地 ぽわぽわサイド
ゆ「車が走ってるし、ようやく大通りに出られたぁ…」
ゆ「そういえば、髪長いね?ボク? 」
律「んぁ、髪?切るのが面倒なんだよね、それともしかしたら呪術に使うかもしれないから 」
ゆ「そうなんだ。でももうちょっと梳いたほうがいいよ。お節介だけど 」
ゆ(…呪術?)
律「ん? 梳いても寝たらすぐ戻っちゃうからねー、まぁ次から外にでる時くらいは整えてみようかな」
ゆ「お姉さんも一度でいいからそのくらい伸ばしてみたいなぁ」
律「よく外に出たりする人にはオススメできないよー、歩くとまとわりつくし 」
ゆ「へぇ? やっぱり長いと大変だね。」
住宅地 カフェサイド
流「…っおっかしいわね、確かにこのへんにいたはずなのに…」
獠「どっちの方向行ったんだ?その辺の人に聞いたほうがいいんじゃないか ?」
流「むう…この通り沿いを歩いていたのは見えたから…」
流子PL:天運でPL1・6の二人に偶然出会えるかどうか判定してもいいかしら? GM:OK
>天運で判定
両方成功
ゆ「なんだろう? なにか探しているのかな?」
流「えー…もしもしすいません…って、ゆうさんじゃない。どうしたのよここで」
ゆ「だ、誰?あ、流子ちゃんだ!」
獠「 あれ?流子さんの知り合い?」
流「ええ、お世話になってる人でねー。近所でパソコンの講師してるんだけど、この人にホームページやら色々教わって…って、いやいや、ごめんなさい。」
律(むぅ?この人の知り合いかな?)
流「 ゆうさん、今この辺楓ちゃん歩いてなかった?」
ゆ「ん??見てないよ?」
律(ボクの出る幕は無さそうだけど、とりあえず話は聞いて見ていよう)
流「あの子この2日ほどいないのよ。""人が消える街""に行くとか言って出てったり…」
獠「いろいろ回ってる間にどっか行っちゃったのかねぇ…?」
流「おうちの人も探してくれているようなのだけど…。""人が消える街""へ行くという手がかり以外ないらしくて」
ゆ「ええっ!?大変じゃない!?」
ゆうPL:世間話で消える街について知っているか振っていいです? GM:どうぞ
>世間話で判定
成功
>確かこの先の林を右に抜けたところに…
ゆ「聞いたことあるある」
獠「その消える街ってのが俺はよくわからないんだけど、こっから近いのかい?」
律(ほぅ、人が消える街、か…もう少し聞いていよう)
ゆ「隣町とかなんとか聞いたことあるよ」
流「ああ、絃さんもそう言ってたわ。詳しい場所知ってたら案内できるかしら?ゆうさんのお時間があればだけど…。というかゆうさん?この子と用事してるんじゃなかったから…?」
ゆ「あ、ごめんねボク。忘れてた」
律「こっそりと話は聞いていたよ…人が消える街だって?とても気になるじゃあないか…!一体何があったのかね?」
流「 ゆうさん…? あなたもまさか行きずりの人と一緒にいるわけ?」
ゆ「そうそう。迷子になってね。で、この子に駅まで送ってもらってたのよ」(照れ照れ)
流「えーっと、ではまだ隣町まで距離ありますよね?興味ありそうだし一緒に来てもらったほうがいいかもしれない。」
ゆ「あ、この子って失礼だったわね。え?と…自己紹介は自分からしないと失礼ね。こほん。冬泉ゆうっていいます。流子ちゃんとはさっきの通り、パソコン関係で知り合いなの」
律(ふふふ…思わぬ収穫ね…!)
律「む、そういえばお互い名前言い忘れてたね、ボクは星風 律果だ、よろしく」
流「ああっと私も…取り乱しててごめんなさい、風月流子と言います。こちらは色々とお世話になっている滝沢さんです。」
律「ゆうさんと流子さんか、お見知り置きを。」
流「 滝沢さんの車をお借りしているの、さっきみたいに楓ちゃんを見逃したくないし、人手が多いほうがいいわ。一緒に来てくれると嬉しいです。申し訳なさもあるんだけど。」
ゆ「ほしかぜ君…?珍しいお名前ね」
獠「ごめん、ちょっとそっちでタバコ吸ってた。流子さんなんか分かったかい? 」
ゆ「滝沢さんですね。流子ちゃんがお世話になっています」
獠「ああ、ゆうさん…?だっけ?よろしくね 」
ル「 律果…ちゃんね?よろしくお願いしますわ…。って滝沢さんいなかったの?!私今何処指して紹介してたのかしら?!」
ゆ「ちゃん…?え、もしかして、ほしかぜ君。女の子?」
律「星風…どことなくオカルトチックな苗字でしょ?ボクは気に入っているよ。そうだよ、ボクは女だ 。」
ゆ「なんか男の子口調だったから…てっきり髪長い男の子なのかと…ごめんね><」
流「ちょっとなるべく早く探したほうがいいかもしれないの。」
流「とりあえず私が持ってきたもので良ければ滝沢さんの車内でごちそうするわ、滝沢さんいいかしら? 」
獠「ああ、構わないよ。じゃとりあえずここにずっといるのも何だから車に行こうか? 」
律「む?移動するのかい?…少しおこがましいのだけど、ボクも一緒に行ってもいい…かな?ボクの夢も気になるが、人が消える街とか調べずに居られない…」
ゆ「え。いいの律果ちゃん?」
流「私はむしろありがたいのだけど、と言うかさっきも言ったけどそうして欲しいかな。」
獠「俺は別に構わないよ、車は五人乗りだ」
律「もしかしたら最近見るボクの夢にも関係があるのかもしれないし…え、同行していいのですか、ありがとうございますです!」
獠「ちょっと工具とか散らかってるけど、どかしてもらって結構ですから」
ゆ「噂の""人が消える街""は隣町だけど、楓ちゃん探しながら行ってみる?」
流「そうね…さっきみたいにそれっぽい子がいたら滝沢さんに車停めて頂いて探しましょうか。 さっき見た楓ちゃんの特徴は今から伝えるわ」
律(ふふふ、今日はラッキーね、まさか隣町にこんな噂があったなんてね…)
市役所 近郊
>ブラッド・冬川に観察力での判定を要求
両方成功
>どうやら切嗣は市役所に突っ込もうとしているようだ。スピードを落とす気配がない。
ブラッドPL:それなら落ち着くように『説得』するか
>説得判定
成功
>説得を受け入れはしたがスピードを落としはしないようだ
ブ「このクソ野郎 殺す気か!」
ブラッドPL:横からハンドルを奪いにいきます
>瞬発力判定
成功
>ハンドルを奪い取って急ブレーキをかけることに成功します。
>止まった瞬間に切嗣が消えます
花「ぬわー!?ちょ、ちょっと、急く気持ちは分かりますが安全運転で…あ、あれ? 」
ブ「まったく…こんな依頼受けなければよかった。お前のせいで死にかけたぞ」
花路PL:急ブレーキの音で聞き耳いいです?
>聞き耳判定
失敗
花「…はっはー、僕、夢でも見てるんでしょうか? 」
ブ「頭でも打ったのか?人が突然消えるわけ無いだろう。逃げたんだよ。降りて追うぞ 」
花「はっはー、成程。ならば追いかけましょう!」
慶「ふと窓を見ると空気椅子をしてる二人組が見える。役所で大人が何をふざけているんだ 」
>泉野、ブラッド、冬川にオカルト知識判定を要求
成功
>逃げたのではなく完全に消えたようだ。泉野の方の切嗣さんもいない
慶「窓越しの二人に視線がいっていたがふと前を見るとさっきまで喚いていた男がいない。いったい今日は何なんだ…」
ブ「いや…あのタイミングで逃げれるわけがない…本当に消えたのか?」
ブラッドPL:ぼやきつつ車のあった方を見ます
>ありません
花「…まさか。狐に化かされたわけじゃあないでしょう」
>捜索判定
成功
>花路は紙が駐車場に落ちているのを発見できます。
花「おや、これは…どういうことでしょうかね?」
ブ「ハハッ見てみろよ。車が透けていってるぜ」
ブラッドPL:透ける車をみて呆然としています
慶PL:目の前の男は消えたが駐車場でウロウロしてる二人が気になり役所の外にでる
花「この紙…血が…それにこの内容は一体…?」
慶「先ほどから役所の前でウロウロしているようですが何かご用ですか? 」
花「ああいえ、その…なんと言いますか。僕達もちょっとよく分からない状態でして 」
ブ「あ?ああ…お役人さんか。ちょっとわけのわからないことに出くわしてね…」
花「はっはー、人が消え、車が消え。僕も夢でも見てるんじゃあないかと思いまして…。」
慶「車が消え?最初見た時、お二人は空気椅子をしてたはずですが」
花「…いや、流石にそんなはずは…」
ブ「こんなところで空気椅子するわけないだろ?ふざけてるのか?」
慶「いや確かにそうだったと思うんですが…。今日は不思議なことが多いなあ」
花「いやいや、不思議じゃあ済まないでしょう…この血を見てくださいよ」
ブ「おい。いつの間にそんなものを拾ったんだ」
花「ああいえ、先程車が消えたときにちょっと」
ブ「…これはなにかおもしろいことがありそうだな」
特殊能力:念話 特殊能力:転移 を使用してました。
頭の中に地図といつのまにかポケットに鍵が入っていました
花「…『私はもう長くない。この地図の場所に向かってくれ。駐車場に止めてある。気をつけてくれ』…でしょうか。後は血で分かりませんけど…何かの事件に巻き込まれてるんでしょうか、これ。」
慶(さっきよくわからない人が来たと思ったら、今度はよくわからない二人組か…)
ブ「その駐車場はどこだ?もしかしたらこいつが使えるかもしれない」
ブラッドPL:鍵を取りだす
花「…ふむ、ひょっとしたら…ひょっとするかも知れませんね。行ってみます?」
慶「ああ、そこですか。そこならすぐ案内できますが」
ブ「なら案内頼むよ、お役人さん」
>案内されると先程まで2人が乗っていた車が新品で止まっている。鍵も合いそうだ
花「はっはー…いや、流石の僕も自分の正気を疑いたくなってきましたね…。 」
ブ「ほう…さっきと同じ車か。そして鍵もしっかりと使える…面白いネタになりそうだな」
>エンジンをかけると徐にカーナビが起動し、ある1点を案内しようとしている。
ブ「エンジンもかかる…ナビは…そこなのか…」
※先程の脳内にこびりついている地図と一致しています
慶「じゃあ案内しましたし自分はこれで」
>泉野に情報分析判定を要求
成功
>エンジンはかかっているがどう見ても後ろのドアが空いている
花「さて、どうしましょうか?僕としては助けるべき人が消えてしまって手持ち無沙汰ですが…」
花路PL:手伝いますよ?と言わんばかりの顔でチラチラとブラッドを見る
ブ「下手なことに首を突っ込まないほうがいいぞ。面白半分に突っ込めば最悪死ぬ」
花「…はっはー、だとしたら僕に死ぬかも知れない人を見捨てろと?それは僕の正義が許せませんよ!」
慶「エンジンかけるのはいいですが、ドア開いてますよ」
慶PL:そして閉めようとする
>正気度判定
失敗
狂気表 被害妄想 車から降りると死ぬと思い込む
>あなたは見えない手に車に押し込まれる。席に押し込められその場から動けない
>PL7 正気度判定
成功
>あなたはどう考えてもこの車が危ないと感じる
ブ「ん? お役人さんも付いてくるのか?お前は結局どうすんだ。もうでるぞ」
>PL2 正気度判定
成功
>ハンドルから手を離すと命の危険を感じる。離さない方がよさそうだ
ブ「…まずったな。乗らないならそれでいい。俺はこのまま行くぞ」
花「…いえ、このまま困ってる人を見捨てるわけにはいきませんよ。…疑問をこのまま放って置く気にもなりませんからね」
慶(降りたら死ぬ。降りたら死ぬ)
――
安全な車と狂気の車。相反する2つの車は奇しくも同じ場所へ向かい進んでいく。 丁度同じ時間に止まった2台の車と探索者。彼らは何を思い、何を感じるのか。
舞台は結末へと移っていく。夜の満月の輝きと共に。
――
※この時点で時間が昼→夜へと移行します。それに伴い泉野氏の狂気も回復しています。
休憩と状況整理を挟みました
着いた先を泉野は知っているかどうか
>知っています。最近ダム工事があり人なんていないはずです
血に濡れた文字と、あと車は残っているかどうか
>両方残っています
地図はこのようになっていました。 ||は家の扉 =は看板を示しています

マップに書き込んでいないところは森扱いです。これは暫定的な区切りです
(車の中で各陣営の自己紹介は終わっているということで)
階段があるので徒歩じゃないと入れず、高台になっているだけです
――
静かな森の高台に 怪しく光る灯りが3つ。今宵この場所に集まってしまった男女は何を思い何を感じるのか。心がざわめく。光が消えていく。見えるのは月の灯りのみ。危険な場所だと本能に解る君たちは冷静に探索していかないと
その身を漆黒に焦がすことになってしまうだろう
――
流「 ゆうさん、ここですよね?」
ゆ「うん。たしかここのはず。あら車が?」
流「なんか偶然同じタイミングでお隣さんも停まりましたけど」
獠「向こうも結構人乗ってないか・・・?」
律(む?こんなところにわざわざ来るなんてあちら側も何かありそうだな )
ブラッドPL:車を止めてハンドルから手を離そうとします 話しても安全かわかりますか?
GM:安全そうです。変な気配はここに止めた瞬間に無くなりました
ブ「…もう大丈夫そうだな。降りるぞ」
慶(降りれない強迫観念から解き放たれてげっそりした表情で車から出る)
花「はっはー…大丈夫です?」
慶「大丈夫なわけがないでしょう。厄日なんてもんじゃない…」
獠「なーんかふらふらな人出てきたぞ 」
流「あのー、すいません」(駆け寄っていく)
ゆ「あ、流子ちゃん」
ゆ(いっちゃった)
流「あなた達も""人が消える街""で人探しですか?」
ブ「…いや、違う」
ブラッドPL:いきなり声をかけられたので警戒します
流「ああ、そうですか…、失礼しました。」
ブ「そっちこそこんなところに…そもそも人が消える街ってなんなんだ?」
流「ええ、実は…ちょっと知人を探していまして 。楓という子なのですが。」
花「…幽霊でも出そうな雰囲気ですねぇ」
律(話し込んでいるようだし、離れすぎない程度に捜索してみようかな)
>捜索判定
成功
>暗いが上の方に灯りが見える。
律(ふむ、さっき通ってきた道以外は鬱蒼とした森…階段が見える、ということは高台に家か神社か何かでもあるのかな?)
>PLで信頼・質問を持っている人間のうち誰かが成功すれば和解、合流できたものとします
成功
慶PL:合流ついでにこの場所が昼調べた葉庭さんのところの住所かつダムでこれから沈む場所ってことを伝えときたい GM:OK
流「……ってことは、何?私のかわいい助手は120年前の戸籍の人で、この先に居たとしてもここは今ダムの工事中…ですって?」
ゆ「…え?…楓ちゃんおばあちゃんなの???」
慶「そうですね。一応同じ漢字で楓(かえで)さんという方は戸籍にいましたが 」
流「かえで…?ふうじゃなくて…?」
慶「はい、確かにかえででした。あと昼にその兄を名乗る男もかえでがいないと喚き散らしてましたね…そういやあの男はちょっと見てない間にいなくなったな」
流子、ゆうPL:お兄さんとの面識はあるか? GM:記憶術で
>記憶術で判定
失敗
>言ってたような気もしますが思い出せません
ゆ「流子ちゃん、楓ちゃんお兄さんっていたっけ?」
流「いえ…家族はいるらしいのは聞いていたけど、そこまで詳しくは…」
律(ダムに沈むはずの人が消える街、街離れの鬱蒼とした森の中の高台…いいねぇ、オカルト魂が騒ぐねぇ!)
ブ「ふぅ…よかった まだ車はあるか」
獠「泥だかなんだか知らないけどえらい汚れてる車だ 」
ブ「触るな!」
獠「あんたの車かい?どんなところ走ってきたのか知らないけどすごい汚れだな」
ブ「俺の車じゃない。ただそいつのせいでここまで連れて来られたんだ」
流「 車に連れて来られた…?」
ゆ「どういうコトですか? 」
花「…ひょっとしなくても、僕達エラいことに巻き込まれてません? 」
>全員に導引での判定を要求
>滝沢さん以外成功。成功者は何かに誘われるように高台へ向かってしまう
花「おっとっと、皆さん置いてかないでくださいよ、こんなところで一人とか寂しいじゃないですか」
泉野が前に視察で来た時と全く違うのに気づく
慶「あれ?確かここはもう家は取り壊されていたはずなんだけどなあ」
流「 ねえ、あの律果…ちゃん?さっきから楽しそうにしている気が心なしかしてるのだけど、 車の中で言ってた、オカルトの類なの?これ?」
律「む?こんな、こんなオカルトチックな場所、興奮せずに入られないではないか! 」
律「さっきその人が家は取り壊されたはず、と言っていたし、これがオカルトじゃなかったとしたら何だというの!?」 追:今思うとキャラ変わってるな律果ちゃん…
花「…オカルトなら尚更子供まで巻き込みたくはないんですけどねぇ…世も末です」
(律果を見つつ)
流「ええ、あなたの言うとおり…これはオカルトかもしれないわね…」
ブ「…!」
ブラッドPL:みんなをおいてお家に突撃します
※車で狂気表を振った人に導引判定こっそり仕掛けてます。成功者がブラッドさんだけでした
>ブラッドに回避判定を要求
失敗
>何かに躓いて転んでしまった! 1ダメージ
ゆうPL:ブラッドさん助けてもいいです?
>泉野が観察力を要求
成功
>他の人の気配がする…
慶「ん?さっきの7人以外に誰か居る気がする 」
獠「家の周りを一周してみただけだが、暗くてよくわからんな」
ブ「?ッ痛」(起き上がって辺りを見回す)
>ブラッドに正気度判定を要求
成功
>ブラッドに近づいた冬泉に正気度判定を要求
失敗
狂気表 錯乱
>あなたは何かに躓いて転んでしまった。何だ…と思って見るとそれは腐敗した人の腕だった
ブ「俺についてきたのか…大丈夫か?」
>捜索判定
成功
>向こうの大きめのおうちに凄いひきつけられる ※地図上
探索 入り口付近
律「ふむむ、ふむむ…道の荒れ具合からして人が離れて結構経ってはいそうだが家は朽ちていない…それにさっきの人の言葉…ここは時空が狂っているのかな…? 」
流「 こういう時オカルト的に最高の対処法やってみてくれないかしら? 」
花「個人的にオカルトは信じてないんですけどね…この状況じゃそうも言ってられませんか」
律「ん?ボクに何か?…オカルト的対処だと?ふははは、見くびってもらっては困るぞ! 」
>オカルト知識で判定
成功
>聖水がいいのではないかと感じた 聖水を獲得。持ってた扱いに
獠(外に一人でいるのもあれなので、看板を見て懐中電灯を取ってからとりあえず入り口の奥にいる花路の近くまで移動)
看板 ”気をつけろ”
花路PL:オカルト少女の言動が不安なので近くに移動します
流「 ええっと、じゃあ、目の前の家にでも入ればいいのね? 」
>聞き耳、観察で判定
成功
>普通のおうちですね 木造です。音はしません
花「…もし入るのなら、僕が最初に行きますよ。女性が行って何かあったら大変ですからね 」
獠「流子ちゃんなんか見つかった?暗くて何も見えなかったから懐中電灯持ってきたよ」
GMメモ:懐中電灯の持ち主が獠→流子
慶「どうします?5人で入ってみます?」
流「律果ちゃん、ここは大丈夫みたいよ」
>ブラッド、冬泉以外に瞬発力で判定を要求
星風、冬川が成功 急な来襲に対応できた
>失敗者は家がから誰かが出てくるのに気が付かなかった。
>腕の抜けおちた死体が歩いている
正気度を成功者は1、失敗者は2減らす
探索 先行組
ブ「…あっちの大きな家になにかありそうだな。ゆう行くぞ」
ゆ「ブラッドリーさん、大丈夫でs…ひぃっ!?」
ブ「!?ああ、こいつか。慣れてないとキツイな…大丈夫か?」
ゆうPL:気持ち悪くなりつつフラフラと大きな家に近づきます
ブ「無理はするなよ」
>捜索判定
両方失敗
>鍵が壊され 2人は男が出てくるのに気付かなかった

右下に星風、滝沢、風月、泉野、冬川 上にブラッド、冬泉がいる状況です。
戦闘画面だったのでより拡大しているだけでマップそのものは上と同じです。
冬川がゾンビに近付く。
花「まさかこんなことに巻き込まれるとは…まあ、正義の為です、このくらい…!」
ゆ「きゃあああぁぁ!?」
ブ「だれだ!」
ブラッドPL:ゆうを庇いつついきなり出た男を観察
>観察力判定
失敗
>男なのか位しかわかりません。何も持っていないようです
律「死体が…襲ってきた?…にひ、いいねぇ…グンと非現実…オカルトに近づいたね!」
聖水の瓶を投げつける。頭にクリーンヒットし、ゾンビの動きが明らかに弱くなる。
律「相手がゾンビ、こんな時は…月の光に当てたお手製の聖水を投げつけるのだ!…おし、当たった、効いてるかは知らん」
花「…最近の若い子はアグレッシブだなぁ…」
律「最近は引きこもってたけど昔は神社巡りとかしてたからね。…でもこれからはもう少し動こうかな」
弱くなったのを見越して滝沢はよく燃えそうな枝を探し始める。
丁度松明に丁度いい大きさの枝を発見することが出来た。上着で種を用意し、発火する。
獠「どうする?こいつをぶん投げてみようか?」
花「…効けばいいんですけどね…燃えたまま突っ込まれでもしたら大変ですよ?」
風月もゾンビの特徴を掴もうと観察するが、見た目の醜悪さに気圧されて凝視する事が出来なかった。
流「ぅぅ…、この違和感と原因を早く理解しないと…」
泉野も女性陣を庇うように前に出て、観察を始める。
どこか顔つきに見覚えがあると思ったら役所で消えてしまったあの男ではないか。
慶「あいつには見覚えがある!役所で消えた男だ!」
ゾンビが動き出すが妙に勢いが無い。聖水で動きが鈍っているのもそうだが明らかに火に怯えているようだ。 男は一度家の中に踵を返したと思うと手斧を持って戻ってきた。殺意に溢れている。
ブ「ワァオ…あいつこっちを殺す気だぜ」
ゆ「ええっ!?そんな夜中に騒いだから?? 」
流「 滝沢さん、あっちを見て!」ブラッド冬泉の方向を指さし
獠「 あっちもなんだか大変そうだな、よしちょっと行ってくる。」(松明を床に置く)
花「火を付けるなら機動力を削ぎたいところですが…」
ローキックを放ってみるも空を切る。
花「ううむ、ゾンビで無ければ仲良くも出来たんでしょうが…」
律「ゾンビの対処法その2、頭を狙う!けどボクじゃ届かない!」
獠「こっちもなんだい、でけぇのがいるじゃねーか」
ブ「おお!いいところに来た。あの野郎物騒なもん持ち出してきてる。気をつけな」
ゆ「た…滝沢さん!?」
獠「おう、ゆうさん大丈夫か?後ろ下がってな死んじまうぞ 」
ゆ「死…えっ!?死!?」
ブラッドは地面に落ちている手頃な石を投げてみるが男にかわされてしまう。
ブ「チッ 外したか。武器持ちに近づきたくないんだがな…」
>聞き耳で判定
成功
>んーっんーっという声が左の家からか細く聞こえる
ゆ「うぅ…なんか声も聞こえるし…あわわ><」
獠「なあおっさん。ちょっと上着を脱いでくれないか。」
ブ「何に使うってんだ!」(颯爽と脱ぎ目線は離さず渡す)
ゆ「ひゃああぁぁっ!?///な…なんで脱いでるんですか!?」
ゆうPL:目を覆いながらガン見してるゆうさん
獠「いやなに、向こうのバケモノが火に怯んだんでこっちも火をつけてあの男にぶん投げようかと思ってね」
ブ「向こう? 向こうにもなにか出たのか?」
ゆ「え、向こうのって?」
獠「あっちの家の前にもゾンビみてーなバケモノがいて大変なんだよ、でこっちの様子見に来たらこれだ」
泉野は床に置かれた松明を拾いなおしゾンビに掲げる。怯え怯んでいるようだ。
ゾンビの行動を封じる事が出来そうだ。
>泉野は啓示での判定を要求
成功
>左の扉が脳裏に浮かび全速力で走って扉を力任せに開く!
中では楓が猿轡を噛まされ水責めをされていた。意識も朦朧としているようで何も言えなくなってきていた。
流「楓がいたわよー!」 叫ぶ
男「もう少しで計画が出来るというものを!」
火に怯え竦んでいるゾンビに冬川のローキックが炸裂する。
花「正義ィッ!」
足の腐って辛うじて残っていた骨ごと砕きゾンビは倒れ伏す。もう呻くことしか出来ない
花「僕の正義のローキックは悪しき存在を打ち砕きますよ!」
呻いてもうなにもすることのできないゾンビに追い討ちのように星風が棒を持って近づいて行く。
頭を無心で殴り続け原型が無くなるまで破壊する。胴が砕け落ち腕も原型が無くなっても止まらない。 怖い
律「ヒヒヒ…さすがゾンビ、やっぱり耐久あるねぇ…安心しなさんな、満足したらすぐに頭を叩き割ってあげるからさ…」
花「正義…うーん、最近の若い子には僕の正義は難しいのか…? 」
何も動かない男に対し滝沢は好機と見たのかブラッドの上着に火をつける。
枝に括りつけ投げる準備を整える。火をつけた瞬間男の顔が憎悪に歪む。
獠「おっさん、ちょっとこの火があればあの男は怯んでるはずだから火を消さないように枝燃やしててくれ」
滝沢PL:そして楓ちゃんの家の方に走ります
ブ「おう わかった」
滝沢が風月の声の方に向かうと冬泉と風月に介抱され楓が意識を失った状態で抱きかかえられていた。
楓の姿を認めた男はより忿怒に満ちた顔で手斧を落とす。
凄まじい形相で楓だけをただ見つめ男の姿が透けて消えていく。
ブ「…今日はよく人が消える日だな」
意識を失った楓に風月と冬泉があたふたしている中、滝沢が「邪魔だ!」と応急手当てを開始する。
応急手当の後、体でも拭いておいてくれと言い残し、ブランケットを取りに走る。
泉野が松明を掲げ辺りを見回すが建物も徐々に透けはじめ触れることも叶わなくなり消えていく。
>捜索判定
成功
>アルバムを発見する。それ以外には目新しいものは何もない。
ブラッドが焦って写真のシャッターを切るもそれは下手な合成写真というようなモノしか撮れなかった。
ブ「っチッ…これじゃあ使えねえな…」
ゾンビを肉片に変え、肉片ごと消えていったのに満足してようやく星風は破壊活動をやめる。
律「ヒヒ、棒でとは言えゾンビを殴るとはこういう感触なのか…恐らくボクしか経験したことはないだろう…」
風月は自分の身に着けていた衣類をおもむろに脱ぎ始め、その衣類で楓の体をふきはじめる。
終わるのとほぼ同じころ、滝沢が戻ってきて楓をブランケットに包める。
慶「みんな!これを見てくれ!」
流「ふむ…?」
>アルバムには昔の写真が収められていた。家族写真が多いようだ。そこに写っている幼い少女は先程から意識を失って倒れている少女に似た面影が残っている。父親もどことなく忿怒に彩られた男に似ている。
律「む?アルバム?オカルト的重要アイテムじゃないか…」
>風月、情報分析判定を要求
成功
>どうやらダム建設の途中で写真の少女以外がいざこざで亡くなってしまったようだと判断できる
流「このアルバムを見ていると…もしかしたら楓ちゃんは、ここの人たちの家族として引き込まれていた…みたいね…。」
ゆ「滝沢さん、急いで病院に!!」
獠「車は奥だ、皆で運ぶの手伝ってくれ!」
花「僕も手伝いますよ。正義としては助けるべきですからね」
獠「この近くの病院ってどこだよ!誰か知らないか!」
慶「ここから大体10分ほどだ」
ブ「家が消えたからもしかしたらと思ったがやはり無くなっていたか…その車に全員のれるか? 」
ゆ「え、車って…あれ!? 」
慶「じゃあ病院行く組が先に車で行ってタクシーなりなんなり呼ぶでどうでしょう 」
獠「ゾンビ見たあとじゃもう何も驚かねーよ!乗れるだけまず乗れ! 」
律「戻ってきてくれるのなら先に行ってくれてもいいよ、ボクはもう少し捜索してみたいし 」
花「女性方を先にした方がよさそうですね、特にそこの君は早く帰るべきでしょう?」
流「あの子はあれが生きがいみたいなので…。」
律「消えてしまったとは言え完全に非現実に呑まれていたこの場所を探索してみたいものでしょう!」
ブ「こうしてる時間ももったいない。俺とあいつで見といてやるよ 」
花「はっはっはー!そうですとも!僕は僕の正義で動きますからね! 」
ゆ「とにかく、急いで楓ちゃんを! 」
獠「いいか?行くぞ!?」
流子 ゆう「「滝沢さんお願いします!!」」
病院に無事間に合った一行は楓の生命が問題ない事だけを確認するとそれぞれの日常に戻って行くのであった…
星風だけ大人の監視の下、何もない高台でひたすら痕跡を探し続けていたのだった…
3月5日追記:ち~ずdeはっぴぃさんに今セッションのPCを描いてもらいました。
左から 滝沢 冬川 風月 星風 冬泉 ブラッド 泉野 です。
6月5日追記:幽霊の車1、幽霊の車2を1つに纏めました。
本当に最初に行ったシナリオでして、私の不手際に加え、PLへの配慮不足、地図の説明不足、戦闘の粗末さ、舞台裏とシナリオの台詞が統一されていないなどと私のミスも多く、
非常にやりにくく、結果としてリプレイとしても見にくいシナリオになってしまいました。
ですが、その後に結果的になったキャンペーンの土台や、重要な伏線なども充分に出来ましたので個人的には非常に気に入っているシナリオです。
いつか何らかの形でリメイクしたいところではありますね。