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生贄症候群アペンドキャンペーン【アイリス奇譚】 番外集1
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生贄症候群アペンドキャンペーン【アイリス奇譚】 番外集1

2016-02-16 14:27
    こちらのブロマガは、
    『ベツレヘムの星』の後に行われ、『タイポグリセミア遺跡』の前の時系列の
    【アイリス奇譚】の番外編をまとめたものになっています。
    コチラだけだと何が何だかさっぱりになっていますので、お手数ですが先にこっちをご覧ください。
    今回の番外編の目的は大体『更に仲良くなる』の1点についているので、わかりやすいかなと思います。
    2つめの【星の輝きよ】については、主催がGMのため、伏線もちらほらと仕込んでいます。

    【ミシェル爆発室 #1】

    飛空船【トラウム号】 礼拝室 

    ミシェル「よし、ピアノはこれでいいか……ミオナ?随分コレ気に入ってるみたいだが、弾くのか?」
    ミオナ「うん。あるのに置物にしたままなんてもったいないじゃない」
    ミシェル「そうだな…万物には魂が宿るっつーのは教祖が言ってたコトだが、こいつにもきっとあるだろ…使い手が現れてくれて幸いだったな」(布巾仕舞い
    ミオナ「ふふっ。ピアノもミオのこと、気に入ってくれるといいなっ。お兄ちゃんも手伝ってくれてありがとね」
    サティ「あ、ええと…その…は、話してるところ申し訳ありませんが…し、失礼します…?」
    ミシェル「礼には……っと、ようこそサティさん。お呼びして申し訳ありません」
    サティ「その…えっと…ご、ごめんなさい…この前のこと…ですよね…」
    ミシェル「ええ、此方としても少し謝罪したい事もありましたし…特別何か要求はしませんが、どうぞ此方へ」(長椅子示し
    ミオナ「サティさんだ、やっほー。お兄ちゃんが。呼んだの…?」
    ミシェル「……まぁ、少し聞いてみたい事もあったし…ここからは、ちょっとお仕事だよ。ミオナ」
    サティ「謝罪…?え、あ、はい…あ、ありがとうございます…」(緊張気味に座る
    ミオナ「仕事?ミオも…?」
    ミシェル「ミオナは楽にしてていいよ、私の方がやることだから…サティさんも女神様の御前ですが緊張なさらずに」(対面に座り
    サティ「あ、あぅぅ…き、緊張するなと言われても…さ、先のことを考えるとどうしても…」
    ミシェル「対人性不安…ですかね…? 大丈夫ですよ、そうお時間は取らせませんし…少しお話を聞くだけです」
    ミシェル「それと、私の方も同道したフェイがご迷惑お掛けしました。一度ならず二度も、本当に申し訳ありません」(笑顔はそう崩さずに
    サティ「あ、い、いえ、大丈夫、です…今回はそんなにひどくありませんでしたから…」
    ミシェル「私の監督不行届ですから、また何かあったら遠慮なく言ってくださいね。私でよければ乗りますから」
    サティ「は、はい…その時はよろしくお願いします… そ、そして…ええと…ほ、本題の方、は…」
    ミシェル「……そうですね、今回の件は、怒るべきか感謝すべきか…ミオナ自身の事もありますし…」
    ミシェル「サティさんのお陰で無事切り抜けられたのは事実です。なので…もう少し自信持たれても良いと思いますよ」
    サティ「う、ううう…ご、ごめんなさい…お叱りや仕置きは受けますから、ど、どうか許してくださいぃ…」
    ミオナ「あ、あの、あんまり掘り返してほしくないなー…なんて……」
    ミシェル「ええ、この件はこれで終わりですから。許されざる行為などないのです、神は全てを赦してくださいますからね」
    ミシェル「ここで貴女を罰したら私が今度は贖罪せねばなりません。…ミオナもこれで終わりでいいかな?」
    ミオナ「うん、ミオがサティさんに言うことは今は特に何もないよ」 今は
    サティ「ひうぅ…ごめんなさいごめんなさいぃ…」
    ミシェル「大丈夫ですよ、サティさん。今は難しいかもしれませんが…謝罪よりは、感謝を。私は貴女にそれを言いたかっただけですから」
    サティ「か、感謝…です、か…?」
    ミシェル「ええ、ごめんなさいより有難うです。日々の糧に、生きている事に、今仲間と居られる事に。ちょっと話が大きすぎましたかね」 頷き
    サティ「う、ううん…日々に感謝…なるほ、ど…?」
    ミオナ「お兄ちゃん、程々にね…」
    ミシェル「……ああ、すみませんサティさん…つい悪い癖で。すまないね、ミオナ」
    サティ「い、いえ…ほ、本当なら罵られるところなので…こちらこそ…」
    ミシェル「貴女は罪人ではありませんし、確かに妹の事はありますが私がそうする道理もありませんよ」
    ミオナ「そうそう、ミオがいいって言ってるんだから気にしなくていいの」
    ミオナ「出来れば忘れてほしいけど…」
    ミシェル「あんな大声で言われて忘れろって方が無理だろ…全く…」
    サティ「え…ほ、ホントですか…ほ、本人からそう言われたならば…少しは安心できます…」
    ミオナ「お、お兄ちゃんは忘れなくていいのっ」
    サティ「……今までにない例だったから、わたしも忘れられませんけれどね…」
    ミシェル「ええ、ですから気に病まないで下さい。………?何かおっしゃいました…?」
    サティ「はい……あ、な、なんでもないです!ひ、独り言ですぅ…」
    ミシェル「そうですか、なら良いですけれども。あまり聞くものではありませんしね、私とて仮にも聖職者ですから」
    サティ「うぅ…もっと自分をつよくもちたい…」
    ミオナ「ねぇ、お話はそろそろ終わりでいい?ちょっとピアノ弾きたいんだけど…」
    ミシェル「ん、ああ…構わないよ。サティさんも聞いていきます?」
    サティ「え…あ、はい、この後特に何もないですし…」
    ミオナ「綺麗にしたばっかりのピアノ、いつもより楽しく弾けそう!」
    ミオナ「夜空は輝いて~きらり星が瞬いて… あなたは笑うでしょう、私の手を引いて」
    > ミオナ ラブソング を発動 
     自動的に対象はミシェル サティに
    ミオナ「ご、ごめんなさい!つい感情がこもっちゃっ…って……?」
    ミシェル「おいおい……ったく…しょうがねぇな…」
    サティ「ふぇっ…?」
    ミオナ「ミオ以外に二人しかいないじゃない!?どうしよ、お兄ちゃんがっ、あー…」
    ミシェル「…ぁー…サティさん…歌の力って言うと言い訳なんだが……すまない…」(サティを軽く抱き寄せます 何が済まないだこのやろう
    サティ「ふひぇ!?え、あの、その…!あぅ…?!」
    ミシェル「こ、怖がらせたなら謝る…大丈夫だから。……その、顔…ちゃんと見せてくれないか…?」
    ミシェル「……否定したり、そういう事は…しないから」
    サティ「こ、怖くはない…ですよ… えっ…わ、わたしの顔を…?……本当にいいんです、か?酷い、ですよ…?」
    ミシェル「酷いも何も、それなら自分の耳だってそうさ。…気にする事じゃないよ」
    ミオナ「お兄ちゃんと、サティさんが、あんなに近づいて…はうぅ」
    サティ「…わ、わかり、ました…では、フード…脱ぎます、です…よ」 ファサッ
    サティ「…うぅ…やっぱり、酷いです…よね… この痕自体にトラウマはないのですが…やっぱり、他人に見せる…と…」
    ミシェル「いや……それで酷いのなら、自分だってそうさ。十分綺麗だよ、サティさん」
    サティ「えっ…わ、わたしが、綺麗だ…って?…ひ、ひゃうぅ…!」(分かりやすい赤面
    ミオナ「う゛-…お兄ちゃんあんなこと言ってぇ。サティさん…いいなぁ…」
    > ミシェル ラブソングに 精神抵抗 
     成功
    ミシェル「……だから今回はここまで…っと…ミオナ…やりすぎだよ」(サティの頭撫でて
    サティ「ひゃっ…うううう…んん…!!」 チョロイン
    ミオナ「やりたくてやったわけじゃないもん…でも、ごめんなさい」
    > サティ ラブソングに 精神抵抗
     ファンブル! 笑うというか美味しすぎる
    サティ「……ここまで、なんて…嫌、です…ミシェルさん、は…こんなわたしを綺麗って言ってくれた…」
    ミシェル「サティさん……?しまった…そうか、術の効力が残ったままなのか…」 なんだてめえ
    サティ「だから…だから…せめて、わたしから…!……お礼、です…!」
    > サティ 杉 を使用   ほほう……ほう…続けて
    ミオナ「あー…っ!?」
    ミシェル「さ、サティさ……んぅっ…!?」
    サティ「……さぁ…目を、閉じて?…んっ…」(抱きつきながらキス
    ミシェル「……っ…」(目は閉じれずにキスを受け
    サティ「…はぁっ…んんっ……ふぅっ…ど、どうでした…?わ、わたしの…うぅ」
    ミシェル「……はぁ…っ…全く…私がコレで初めてだったらどうするつもりだったんですか……その…悪くは、無かったですが…」
    サティ「……悪くなかった、ですか?…よかったぁ…」
    ミオナ「おおおお兄ちゃん!?わ、悪くないって…」
    ミシェル「社交辞令です、ミオナも覚えなさい…」(ミオナの耳元で囁き なんだこいつ
    ミシェル「……ええ、ですから…次は、その。しっかり相手を選びなさい…神の御前で不埒はご法度ですからね…?」
    ミオナ「ミオは、ミオは心に決めた人とだけ…っ」
    ミオナ「サ、サッ、サティさん!」
    サティ「はひぇっ…な、なんです…?ミオナさん…」
    ミオナ「っ負けないから!!」 礼拝室を後にする
    ミシェル「ミオナ、礼拝室を走っては……全く…臍を曲げてしまいましたか…後が大変そうだ…」
    ミシェル「…サティさん、その…色々申し訳ありません。私の弱さ故…」
    サティ「うん…?頭の音が遠のく……ありぇ、わ、わたしはなにを…?ううん、ちょっとは覚えて…る……!!!」
    ミシェル「……はぁ、私の妹…いえ、私が粗相を。…申し訳ありません」(頭下げ
    サティ「は、はひゃあああ…!!!み、み、ミシェルさん…!あの、あの、もしかしてわたしあなたに…!?ごごごごごめんなさいいいいいい…!!!」
    サティ「あの、あの…!頭を撫でられてから…き、記憶が曖昧になって…!ほ、ホントに、ホントにごめんなひゃい…!ゆ、赦して下さいぃ…!」
    ミシェル「いえ、あれは…その、私も完全に歌にやられてしまったので……赦して貰わなければいけないのは此方ですよ」(苦笑しつつ
    ミシェル 「ところで、大丈夫ですか?…立てますかね?」(しゃがみこんで目線合わせ
    サティ「ひ、ひゃうぅ…ご、ごめんなさい…い、色々と驚いちゃって…こ、腰が抜けちゃった…です…」(フード深く被り直しつつ俯きながら
    ミシェル「驚いたのはこちらもですよ……貴女方は本当予想が付かなくて困ります。…手貸しますよ?」(右手出して
    サティ「はひゅう…ほ、本当はすごく逃げ出したいです、けど…こ、ここはミシェルさんの手を借りなければ…う、動けませんね…ありがとう、ございます…」
    ミオナ (飛び出したはいいけど向こうは二人っきりになるじゃない…ミオのバカ…!)
    ミオナ(さすがにまた入るわけには…)ジー
    ミシェル 「いえいえ、此方こそ悪いですし……」(手を取って立たせ
    ミシェル 「……本当、大丈夫ですか?サティさん」
    ミオナ(むー、お兄ちゃん手なんか繋いじゃってぇ…)
    サティ「だ、大丈夫、です…ですけど…その、この部屋を出るまでは…もうちょっと、近寄っていても…いい、ですか…」
    ミシェル「え、ええ……構いませんが…今回だけ、ですよ…?」(ドアまで手を引き 間男かな?
    サティ「ありがとう、ございます… …綺麗って言ってくれた時は、本当に嬉しかったです」
    ミシェル「……歌の効果とはいえ、隠すほどでは無いですよ。…もう少し自分に自信を持ってください、貴女は特に…ね」
    ミシェル「さ、私は掃除がありますのでまだ此方に居ます。……まぁ、また何かあれば気軽にどうぞ」
    ミオナ「お、お兄ちゃん!」ドアバーン
    サティ「ふひひゃあぁ!?」
    ミシェル「っ!……ミオナ、両開きなのだから危ない…もうちょっとで大怪我でしたよ」
    ミオナ「ミ、ミオだって…!」
    ミオナ「…ちゅっ。お兄ちゃんは渡さないんだから!」 軽くフレンチキス
    ミシェル「んっ…!……ミオナ……全く、しょうがない妹ですね…」(苦笑し は?
    サティ 「び、びっくりしたぁ…けど…愛されてますね。 ミシェルさん、ミオナちゃんをちゃんと幸せにしてあげないと、駄目ですよ…?」
    ミシェル「ええ、大丈夫ですよ。…あの子には、苦労掛けましたから。…ちゃんと見てあげます」
    ミシェル「サティさんも、ちゃんとお相手に改めて、ね?」
    サティ 「はひゅっ…は、は、はいぃ…」 逃げるように部屋に
    ミシェル「……はぁ……ったく、厄日ですかね…もしくは、イスタルにでも憑かれましたか…」
    ミシェル「…掃除のし直ししますか。……今日は長くなりますね…」

    感想:
    甘いですねはい。纏めていて謎のいらだちに襲われたくらいです。
    それはともかくなのですが、この番外には注目すべき点が2箇所ございます。
    1つ目は当時の生ログでわざわざ指定でミオナの中の人が「口と口でキス」って書いていることですね。=フレンチ・キスなのですが、ここで巫術「杉」を見ると、ディープキスに近いんですね。
    10歳の少女に出来る限界がフレンチ・キスである。
    ということはフレンチ・キスではない。=ディープキスであるという裏付けにもなっているんですね。
    美味しいですね。
    2つ目ですが、物凄く個人的な主観なのですが、ミオナって『少年雑誌でよくある最終的に彼氏を取られる系昔一緒で一時期離れ離れになって奇跡的に再開した幼馴染』ポジションにすごく綺麗に収まってません?
    今後が楽しみデスね。

    【星の輝きよ】  

    飛空船【トラウム号】

    ヴィント「じゃあコメットさん。私はティアルを呼んでくるから。ほかの人呼んできてね」
    コメット「うん、了解~」
    ノーキン「ハッハハーw」
    コメット「ちょうどいいから、君ご主人たち呼んできて。よろしくね~」
    ノーキン「おやおやぁ…これはこれは重労働を強いられましたね…!ではまずは愛しのクランベリーちゃんの部屋にお邪魔しますかー!」
    コメット「女の人は任せよう。えっとあと誰いたかな」
    クラン(部屋に隠れます)
    アルマ「ん?もう顔合わせの時間だっけ?」
    ノーキン「アルマちゃんちょうどいいところにぃ、部屋まで入ってご休憩してから呼びに行くつもりだったんだよぉ?」
    コメット「紳士ー、おりますか似非紳士殿ー」
    アルマ「ああ、皆を呼べばいいのね。顔合わせかー…」
    ハーバル「コメットォ…優柔不断もいいが早くしないと麗しのお姫が機嫌悪くするぞ?」
    コメット「…どちらさまで?」
    ハーバル「え!?私だよ!? ……ゴホン おいおい…まあいいか。そこのデカブツも一緒に来い。姫さんが待ってるぞ」
    ノーキン「僕はこれからクランベリーちゃんに声を掛けてレゾンブルちゃんのお部屋に侵入してからミオナちゃんの布団に入り込みサティちゃんを肩車しなくちゃあいけないんだ!」
    ミシェル「ノーキン、そこまで。……声が聞こえて見当たらないと思ったらここでしたか」
    ミオナ「お兄ちゃん、置いてかないでよぅ」
    ノーキン「ノァーッ!神よ!なぜここに牧師を遣わせたのです!見たくはないのですか!これからの僕のお楽しみをぉ!!!」
    フォーク「同居人君は見てるだけで退屈しないもんだ、ふふふ」(翼で突く)
    コメット「猫の人3人ぐらいいたよなぁ。どこの部屋だったか…紳士気取りーどこだー」
    アルマ「ノーキンがアホやってる間に呼んできたよー」
    クラン「…皆行くなら…しょうがない。」(トラップを抱きかかえ
    コメット「お、猫の人聞こえてたか。いやぁ助かるなぁ」
    ハーバル「これだからヴィントちゃんも苦労するんだ…いや何も言うまい」
    ミシェル「ノーキン、Reboot(再起動)」(脊髄のスイッチぽちっと
    フォーク「さっき変なこと言うから渋々出てくる羽目になってるようじゃないか…」
    クラン「他の子は、寝てるみたいだよ…」
    ノーキン「ピガガーッ!システムを再起動!はろーわーるど!ってそんなボタンありゃしませんよぉwマスターミシェェル…!!ふざけてないで招集に招かれようじゃありませんかぁ」
    サティ「うぅ…お呼ばれ…? なんですかぁ…?わたし…いまちょっと気力が…ぁ…」
    フォーク「大丈夫ですかな…?」
    コメット「あ、いた。顔見せするってヴィントが言ってたからとりあえず広いところ向かっておいて。僕も怒られたくないし早急にね」
    クラン「? サティさん、どうかしたの…?」
    ミシェル「大丈夫です…?サティさん。とりあえず鉄塊は放って置いて私達もいきますか」
    サティ「はひゅへ…!な、な、なんでもないですす…!だ、大丈夫ですぅ…」
    ノーキン「サティちゃんどうしたんだい?元気が出る お ま じ な い をしてあげよう」首筋から背中に指を薄くなぞらせて尾骨まで伝わせます
    ミオナ「再起動して何か変わった…?」
    フォーク「いつも通りでしょうね。」
    ミシェル「もうこいつ倉庫に入れたほうがいいかな…」
    アルマ(ノーキンの手をペンチで捻ります)
    サティ「ふひひゃあああ!?はひゅぅう… な、何を、さ、さ、流石に怒りまひゅよ…っ!」
    ノーキン「ア"ア"ア"…アルマちゃぁん君にも後でしてあげるからもう少し優しくぅ…!!」
    フォーク「お嬢さん……大丈夫ですか…」(手を貸します
    ハーバル「そろそろ集まっただろ。ふざけてないで行くぞコメットォ」
    コメット「えー、僕のせいじゃないのにー」

    飛空船【トラウム号】 訓練場

    ノーキン「煌く汗!迸る汗!飛び散るっ……汗!!!戦士の憩いの場!飛行船の特訓場だぁ!ってここでなにをするんだぁい?」
    ヴィント「コメットさん遅いじゃないのよ~ まあいいわ。今回は私の付きの部下たちを紹介しようと思ってね。要らないって言ってるんだけど」
    コメット「ごめんねー、よろしく頼むよー」
    ヴィント「はいじゃあ順番によろしく」
    ティアル「Arcadia王国フラミー親衛隊5番式 ティアルです!コメット様に憧れて志望しました!よろしくお願いしますね!」
    クー「親衛隊4番 クー ………よろしく」
    ノーキン「ヴィントちゃんの一の愛人ノータリン・ノーキンです!!!趣味はセクハラです」
    アルマ「あんまふざけてると解体するよ?」(ノーキンの手をプライヤで捻る)
    ノーキン「ア”ア”ルマチャン…!!!僕はいつだって本気だよぉ??ふざけて淑女の相手は務まらないからねぇ?愛にはいつだって全力投球直球勝負さぁ!!」
    ミシェル「アルマさん申し訳ない…気が済むまで捻じ切って大丈夫ですから」
    コメット「いっそ手ドリルにしてみない?面白そうだと思うんだけど」
    ミオナ「…自己紹介ちゃんと聞こ?」
    エーヴェ「大変だな猫の子……Arcadia王国フラミー親衛隊3番式 一応まとめ役をしてる。エーヴェだ。適当に頼むな」
    ナール「あのふざけた白髪ボケがどうしてヴィント様に……チッ あ、ナールです」
    ティアル「ちゃんと自己紹介しないとダメだよ~?フラミー隊のNo.2なんだよ!」
    ナール「それもこれもあの脳まで真っ白のあいつが悪い……ケッ ああごめんなさいねティアル」
    ヴィント「まあこいつらはどうでもいいのよ。私の部下達だし。 ここからが本番だから静かに聞いてね。ノーキンくん…?喚くと空から自由落下できるわよ?」
    モニカ「こんにちわ。この度行商人として呼ばれているモニカ”スア”です。御用入りがあるなら私のところへどうぞ」
    ハーバル「いくら見た目が変わったからって俺のことまで忘れるとは思わなかったぜコメットォ… ハーバルだ。ある程度の治療ならやってやる。人間体が資本だからな」
    アルマ「おー。私ある程度医療器具と薬持ち込んでるから手伝えるかも」
    ハーバル「そうか。後で見せてもらおう。必要なら補給も兼ねてな」
    コメット「あー、見た目変わってたんだ~。ごめんねー」
    ティアル「うわぁ…流石に酷いですよコメット様!」
    ナール「こういうところが白髪ハゲになる原因なのよね……流石外面だけはいいハゲだわ…… で、ヴィント様こちらの来賓の方はどういったご用件で?」
    ヴィント「いやなんというかね。初対面の人同士ってどうしても萎縮しちゃうでしょ?たまにセクハラ得意なああいう変態もいるんだけど。で、この空間なら殺し合いしても死なないから!模擬戦でもと思って」
    ノーキン「そう親睦を深めるために殺し合いを!!!……え?」
    フォーク「気兼ねなく殺し合いできるな」
    エーヴェ「ああ……最近戦えてなくてうちの隊長はとてもご不満なんだ。すまんが付き合ってもらえるか?」
    アルマ「んー、それじゃあ最近覚えた魔術の練習でもさせて貰おうかな」
    クラン「トラップ…部屋で待ってて」トラップを帰らせます
    フォーク「新しい武器の試しにいいものだ」
    ノーキン「殺し合いって…あの?こちらの可愛らしいティアル嬢もかぃ?」
    ティアル「私もコメット様にどれだけ頑張ったか見てもらうチャンスなんで!」
    ミシェル「弓の調整にはいいかも…まぁなんとかなるでしょう」
    サティ「戦うのは苦手だけど…つよくなるためには…」
    ヴィント「じゃあ指定位置についてねーティアル…?コメットさんは私のだから!私と一緒だから」
    クー「はぁ……まあ適当に」
    コメット「うん?呼んだーヴィント?」
    エーヴェ「相変わらずなこって…」
    ナール「こういうところが女の敵なのよね…陰険白髪らしい反応だわ…… では、ヴィント様、私めが僭越ながら相手を仕ります」
    アルマ「あ、私はアルマ・ハエレティクス・カルブンクルスね。飛空艇内の修理とかは大体私だからドアに鍵つけたいとか壁に防音処理したい時は言ってねー」
    ミオナ「ミオナ・ウィスケイトだよ。お兄ちゃんはお兄ちゃんでお兄ちゃんなの。よろしくねー」
    ノーキン「…フーッ…女の子を相手に剣を振るうのは抵抗はあるけどぉ…マスターご命令を」
    ミシェル「ノーキンが珍しい事を…。牧師のミシェル・ターナーです…まぁよろしく」
    フォーク「おっと私はフォークス・グリマだ、銃に関しては任していただければ。よろしくお願い申し上げます」
    サティ「え、自己紹介の流れ…?わ、わたしは…サティ・"シャドウ"=フェルニ…です…」
    クラン 「…クランベリー、です。さっきの猫が、私のペットの、トラップ…」
    モニカ「じゃあ戦闘態勢に入らなくていいのかな?危ないよ?」
    アルマ「銃良し、魔術触媒良し…準備完了!」
    ミシェル「弦はよし…矢は問題ないでしょう、そんじゃ…やるか。ノーキン前衛準備」
    ノーキン「了解、マイマイスター派手にやりましょう!」
    フォーク 「戦闘。装備良し。オールクリア。」
    サティ「じ、術の対象になっても、わ、わたしを恨まないで下さいよぉ…」
    ミオナ「ミオは準備おっけーだよ」
    コメット「思ってたよりみんなノリノリだね。これっだったら仲良くできそうだねー」
    ヴィント「ああ、そうだな。終わる頃にはより仲良く出来るだろう」

    戦闘開始!


    1ターン
    > サティ ティアルに観察力
     失敗
    サティ「ま、まずは…読む……うぅ、この前のこと考えちゃって集中できない…」
    ティアル「私のココロはコメット様のものなので…ごめんね」
    モニカ「ということで!私の力見てもらいましょうか!」
    >モニカ クランベリーに金の力(15ダメージ)使用 
     アイテム ロコP 使用 追加3ダメージ
    モニカ「闇の精霊!姿を貸して! ブラッディストーム!」
    クラン「痛っ……!!!」 睨みつける
    モニカ「死ねないし模擬戦だから許してねー」
    クラン「むぅー…」尻尾をダランとさせてむくれてます
    ミシェル「全く、面倒な……まぁ、やるだけやりますか…」
    >ミシェル ナールに射撃 (20→18)
     クリティカル! 計16ダメージ
    ナール「むぅ…あの白髪に殴られるよりはマシだ…」 
    ミシェル「ふーむ、流石に上手くはいかないか…」
    >アルマ ナールに観察力
     成功! データ判明!
    ナール「私の体は…ヴィント様のものなのだ…」
    アルマ「……動きと構えからして…カウンターに気をつけた方がいいね」
    >コメット レイラを使用
     味方範囲行動力1上昇
    コメット「とりあえずこれかな。星々よ集え、メテオライト!」
    >ノーキン エーヴェにダブルスティンガー(通常攻撃)
     失敗
    ノーキン「なにを女性の後ろで縮こまっている!前に出ろ前にぃ!!」
    エーヴェ「おじさんだって痛いのは勘弁だからな」
    >ヴィント 武装をスターウインドからシュテルンヴァン+風水の守りに変更
    ヴィント「よ~し!私も久々に戦わないとね!かかってこい!」 
    >ティアル 特殊効果連続鼓峰により レイラ 戦士の休息を連続使用
     味方範囲行動力3上昇 味方範囲体力を6回復
    ティアル「私だって戦えるんだ! みんな! 戦闘隊形!」
    >ナール 心の支え愛しのヴィント様(集気法)を使用
     12回復
    ナール「ヴィント様に認めてもらうまで倒れるわけにはいかないのだ…」
    クー「みんなに続く……」
    >クー 心の炎(ファイア2)を使用
     11ダメージ
    クー「燃えろよ心の炎…あの猫を焼きつくせ…!」
    アルマ「……これ勝てるのかなぁ…」
    ミシェル「いってぇ…まぁなんとかなるだろ…無限に続けられたら勝てないがな」
    >ハーバル ハーバルシールド(守備)を使用 ナールを選択
     防御力3上昇
    ハーバル「おお、こわいこわい。ということで守りは固めるものだな。 ハーバルシールド!」
    ナール「名前のセンスどうにかならないの…?」
    クー「……」
    クランPL:足を引きずってずるずると後ろに後退します
    クラン「うぅ…何か…何かないの…?」
    >クランベリー 捜索で判定
     失敗
    クラン「うーん…」
    >この空間にはどうやら装置が置いてあるらしい。
    クラン「何か…装置が…」座り込みます
    エーヴェ「すまんな。これも仕事だ」
    >エーヴェ ノーキンに桜花気刃斬(安定撃)を使用
     7ダメージ
    エーヴェ「ううむ…硬いな」
    ノーキン「鋼の肉体の前では豆鉄砲にすぎん!だが前に出てくる姿勢はほめてあげようぉ!」
    >ミオナ テンションアップ(メルラン)を使用
     無差別魔法カテゴリ禁止
    ミオナ「敵も味方も関係なしに、みんなテンションあげてこー!」
    クー「……! 魔法が…」 実質ただのカカシですな
    ノーキン「ハハッハーww」
    ティアル「えっと……こういう時どうするんだっけ…えっと…」
    モニカ「落ち着きなよー 今ならコメットさんにいいとこ見せれるよ?」
    ティアル「う、うん……!」
    >フォークス ナールに射撃
     失敗
    ノーキン「ハァッハーーっ!!?グリグリーッ!今かすめたよ!?」
    フォーク 「この距離じゃ駄目なのか、そんな馬鹿な」
    ナール「危ないじゃないか…」

    2ターン

    >モニカ ノーキンにトンファーワンツー(通常攻撃)
     ファンブル! 27ダメージ
    モニカ「一発限りの大技も見せたし後は適当に~」
    モニカ「トンファーワンツー!」
    ノーキン「ハァッ!?ヘェアッ!?キ…キックゥ~~!!!」
    モニカ「これくらいやっとけば私相手に脅してお金をごまかしはしないでしょ」
    >ティアル 心の壁(レティ)を使用 ※順番を間違えていますが、そのまま進行しています
     移動力半減
    ティアル「じゃあコメットさん!こ、来ないでください!」
    コメット「ありゃ、参ったね~こりゃ」
    クラン「コメットさん…この部屋って…何か装置が…あるんですか?」
    コメット「えー?…んーと、ヴィントー、ここなんか装置入れてたよねー?」
    ヴィント「えー……よわっちいティアルに歯ごたえ持たせるために強化装置組んだじゃん…覚えてない?」
    コメット「ごめん、覚えてない~」
    ノーキン「ハッハッハー道理でお嬢ちゃんの一撃が骨身に染みるわけだぁw」
    モニカ「私のトンファーは強化されてないけどね…」
    ヴィント「ほら、生意気猫ちゃんの辺りの床だよ。」
    アルマ「あー……」
    コメット「ありがとー。だってさ」
    クラン「うん…ありがとう。」
    クラン「ヴィントさん、それって魔法で動いてたり…する?」
    ヴィント「いいえ?何か叩いたらついたからそのまま」
    ミシェル「じゃあ何か知識があれば…っていうやつか…」
    エーヴェ「あーあ…バレちまったなお嬢」
    ティアル「あはは…」
    クラン「それって…壊しちゃまずい?」
    ノーキン「壊しちゃったら!直せばいい!?そうだよねぇ!アルマちゃん!!」
    ヴィント「いや?コメットさんとか嫁のアルマちゃんがいるし」
    アルマ「手間だから出来れば壊すのは…ちょっと待って嫁って何」
    コメット「え、直すのは僕の仕事なの」
    ヴィント「私は忙しいんだよ…?やってくれないの?」
    ミシェル「旦那大変だな…相変わらず…」
    アルマ「……嫁って何…?」
    コメット「…わかったよぉ。ヴィントに言われたんならやるよ」
    ナール「甘い…アマすぎる…脳の真髄まで腐ってんのか白髪ハゲ… わ、私も手伝うから…」
    クラン「壊しても、死んだりは…しないん、だよね?」
    ヴィント「死にたいならハーバルの辺りのあっちを壊せばいいのよ」
    ハーバル「おいちょっとこっちを壊すのだけはやめてよ!私の仕事増やさないでよ」
    クラン「じゃあ…機械のスイッチとめて、もらえます?」
    ヴィント「ムリムリ。私知らないもん」
    コメット「ねぇ君たち、血気盛んなのはいいけど無責任なのはやめてね?いや本当にさ」
    アルマ「あー、まあ、なんていうか…機械弄るなら私に任せて貰えるかなー…とか」
    コメット「それならいいかな…ヴィントもああだし…」

    ※質問纏め
    ロールによって 強化パッチ 安全パッチがギミック出現!
    強化パッチは生命10 回避ファンブル以外命中として処理
    技能を使うと無条件で戦闘終了(S1の取り巻きクラスの弱さに実質なるため)

    クー「む……もう何も出来ないから僕降参するね…おじさんもそうじゃない?」
    ノーキン「ハッハッハッハッハーwwwwおじさんだってさー!ハッハーーww」 仲良さそう
    フォーク「ふはは、そうだな、おじさんは降参とさせてもらおう」(影に沈みます
    クー「次は…負けないから」 時計の紋様を浮かばせ、その中に入り消えます
    ミシェル「ノータリン、あまり年齢を言うのはよさないか…」
    アルマ「……年齢かぁ……」(遠い目で)
    コメット「ふーむ、今度からはおじさんって呼ぶかー」
    エーヴェ「やめてくれよ…見かけだけ若い奴なんていくらでもいるんだぞ……」
    アルマ「……………」(凄くなんとも言えない表情をしている)
    アルマ「……大丈夫……まだ若いし…里の長老とかと比べれば全然若い…」(自分に言い聞かせるように)
    コメット(年齢、か。いつかは)
    ヴィント(……)
    >サティ 無垢なる接吻(杉) ミシェル対象 を使用
    サティ「あ、あの機械を弄るか壊せばすればいい…のかな…?…もし、弄くっても止められなかった時…壊しやすいように…そして、もう一回…あの感触、を…体験するために…」
    サティ 「……ミシェルさん。 …もう一度…綺麗って言って……ううん、その、もう一度…いい、ですか…?」
    ミシェル「確かに壊せば…終わりだけど……サティさん…しょうがないな」(少しだけローブ上げて 何がしょうがないだ爆発しろ!
    ミシェル「…この間も言いましたが、十分、綺麗ですよ。貴女は」
    サティ「…あぅ…やっぱり、嬉しい。…ありがとう…んっ…」(キスします 
    ミシェル「……ぅんっ……」(そのまま受けて
    アルマ「わー……うひゃー……」(手で顔を隠しつつ指の隙間からチラチラ見る)うぶい
    ノーキン「ぁーマスターちょっとマスター?あのマスター??」
    ティアル「あー……いいなぁ…こういうの憧れちゃうよぉ…」
    ナール「いやあのカビハゲにされる妄想してる暇あったら対策組んだほうが…あれ噂の巫術だろ…?」
    エーヴェ「腹括るかね…」
    モニカ「痛いのやなんだけどなぁ…」
    ハーバル「この体じゃなければ…くぅぅ…」
    ミオナ「ぐっ…お兄ちゃんも、サティさんも…もうっ…!」
    アルマ 「恐ろしいわー……この二人恐ろしいわー……」
    サティ「んん……もう一度…んっ……ありがと… …ま、前は自分に使うの躊躇ってたけど…この感触…いいな…」
    ミシェル「……はぁ…いえ…まさかまたこうなるとは思いませんでしたが…。……何か言いました?」
    サティ 「……『無垢なる接吻』、発動…!」
    アルマ「……夜中に騒がしくする予定があるなら早めに言ってねー防音処理するから」
    サティ「あ…え、いや…な、な、なんでも無いですよぅ…」
    ノーキン「おっ、アルマちゃんそれセクハラじゃなぁ~い??きゃぁ~えっちぃ~ww」
    >味方全員の行動回数+1!
    ミシェル「アルマさん、冗談は程ほどにしてくれ…サティさん。……次はちゃんと考えてな…?」(苦笑し
    コメット「そういう関係だったとは知らなかったな~。おめでたいね~」
    ヴィント「チラッチラッ」
    アルマ「…後でノーキンの部屋に筋骨隆々の男娼呼んどこ…」
    ミシェル「旦那、勘違いしないでくれよ…」
    コメット「…僕も人のこと言えないみたいだよ…」
    クラン「…//」顔を赤くしてる
    ティアル「はわぁ……いいなぁ…」
    ナール「おーい戦闘中だぞ-かえってこーい」
    ハーバル「お前までボケに回るんじゃない…帰ってきてくれ…!」
    サティ「うゃ、違う、違う、わたしはみんなが機械弄くりやすいようにって…!誤解しないでぇ…」
    ミシェル「大丈夫、皆分かってるって、サティさん。……後は片付けるだけだ」
    ノーキン「おやぁ!?アルマちゃんそんな連絡先を知ってるってことは普段使いしてるのかなぁ!?そんなもの呼ばなくたって僕を呼んでくれたらいつだって相手してあげるよぉ!?」
    アルマ「……ま、ノーキンは後でしばくとして…」
    >アルマ クランベリーと保持連携を使用(奥義使用2→1)
    アルマ「クランちゃん手伝い頼んだ!」
    クラン「…任せて」キリッ
    >クラン 魔導知識でアルマの強化パッチ操作補助
     成功!
    >アルマ 機械修理で強化パッチを味方に作用するよう細工
     成功!
    アルマ「…ここをこうして…回路を弄って……対象変更、再起動!」ポチットナ-
    クラン「…それ魔法も動いてる…そこの動力を弱めて…」

    >強化パッチが変更されました。これより訓練モード再起動します…

    ~以下演出~

    ノーキン「力が…漲るぅ…溢れるぅ!!今夜は寝かせられないなぁ!!」
    アルマ「さーてこれで力関係は逆転かなー……まあさっきこっちもアレだけやられてたしお互い様ってことで!」
    コメット「やったー、直さなくて済んだー」
    ミシェル「まぁバラさずに済んでよかったな旦那…」
    コメット「本当にねぇ…そっちの方が心配だったよ」
    クラン「ふぅ…疲れた…後は、任せた…」あくびをしてゆっくりします
    サティ「せ、成功したのかな…?…あ、あとはやっちゃってください…わ、わたしの術も加わってさらにつよくなってるはずです…」
    ノーキン「今なら何人でも投げ飛ばせそうですよぉマスタァ!ご命令を…!!」手を打ち鳴らしながらゆっくりと前進します。
    ティアル「お手柔らかに…」
    ミシェル「いいぞ、今回はしょうがねぇしやっちまえノーキン」
    コメット「えーと…その人たち一応味方だから、お手柔らかにね…?」
    エーヴェ「ま、如何に元の実力になったからといってそんなに弱いわけじゃねえんだ。それなりに抗ってみせるさ」
    モニカ「あ~やりすぎちったかなぁ…傷残らないといいなぁ…」
    ハーバル「取り敢えずハーバルシールドしとこ…」
    ナール「まだまだ負けたわけじゃない!コレで決める!弧月瞬陣!」
    アルマ「おっと!さーて、私の魔術の実験台になって貰うよ!《基本術式展開》!焼き尽くせ、《火炎》!」
    ナール「え!?嘘!あなた銃だけじゃなかったの!?!?魔法はダメだってー……」
    ティアル「ナール!?」
    エーヴェ「不味いな…クーが行動不能にされてるから対策も難しい……」
    ハーバル「わた……俺が何とかする! ハーバルレーザー!」
    エーヴェ「おい!あのちっこいのは不味い!退け!」
    ミオナ「ああもう、この気持ち全部ぶつけてやるぅ!『ペザンテ』」
    ハーバル「え?こんなとこに魔法罠?あぁ…コメット…ごめん」
    ティアル「あぅあぅ……どうしよう…」
    エーヴェ「まだだ!まだ一矢報いれるはずだ…!」
    モニカ「もっぱつダークバニッシュするための援護お願いできる?」
    ティアル「え?う、うん…!」
    ミシェル「弦は使い捨てる物。……五月雨・刃矢!」
    エーヴェ「チッ……身体で受けるか…モニカ!ティアル!頼んだ……ぞ…」
    ティアル「星のかがやきよ……!私たちに力を……!」
    モニカ「準備OK!ぶっ放すよ!」
    ノーキン「シールドは構えるだけが使い方じゃないんだ!タイフーン!!」シールドを大きく振り回し周囲の敵を吹き飛ばす。
    モニカ「きゃっ……」
    ティアル「あぅ……」
    ヴィント「ごめんね!美味しいところはもらっていくよ! 神々が目覚めし星の瞬き……燦いて! 七星剣!」
    ティアル「きゅぅ…」

    戦闘終了!

    ヴィント「いや~楽しかった!お疲れさん!」
    クラン「おつかれ…」
    コメット「…ま、いいか。お疲れ様~」
    ノーキン「ハッハーwもぉうヴィントちゃんったら激しいんだからぁw」
    ミシェル「お疲れ様です……ヴィントさん」
    アルマ「……あの機械最初から使わない方が良かったんじゃ…」
    ヴィント「まあ実力差あったし。いいスリル経験したでしょ? ……そうですよね?エリー様」
    サティ「はうぅ…な、何かわたし、いけない道に進み始めてる気がする…?つよくはなりたいけど…いいのかな…」
    ミオナ「譲らないよ、負けないんだからぁ…」
    アルマ「………へ?エリー……様?」
    エリー「お疲れ様でした皆様。”初めまして” Arcadia王国第二星姫 エリー・クレイです。ヴィントに無理を言って戦闘を見させてもらいました」
    アルマ「ふわぁっ!?ひ、ひ、ひ、姫様ぁ!?」(あからさまにうろたえます)
    ノーキン(跪きます)
    ミシェル「二人とも…姫様の御前ですよ…」(サティとミオナに
    クラン「…お姫さま?」(キョトン
    サティ「ふぇっ…?お、お姫様…!?」
    エリー「私は第二星姫なので地位は実質無いようなものです。……それでも私などに礼儀を持ちあわせてもらえるのは嬉しいですね…」
    アルマ「へ、へへへ…自分片田舎のしがないエルフでして礼儀にはとんと疎いもので…」(平身低頭)
    クランPL:星姫について何か知っています?
    GM:Arcadia王国の姫をこうよんでいます。実質Arcadia王国しか国らしい体裁は残っていないため星姫と呼ぶことを120年前の当時の侵略者『ヤクモユメミ』が制定したというところまでは世界の常識として余程の世間知らず以外は知っていても問題ありません。
    コメット「ふーん、なるほど。ヴィント、先に言っておかないと万が一あったらどうするのさー」
    ヴィント「ははは…畏まっても叛逆されても困るからね」
    エリー「私のわがままでするべきではない戦闘を強いさせてしまいました。少ないですが、心ばかりの気持ちと、使用した武具の補充……それに私の手ばかりの料理を」
    >エリー 自炊で判定
     ファンブル! 19なのに……90%は成功するのに…
    エリー「あぅ……包丁で指を切ってしまいました…カミカゼさん……代わりに…お願いします…」
    カミカゼ「あらあら…今日だけよ」
    エリー「すいません……」
    カミカゼ「明日から、頑張ってね」
    ヴィント「………時は来たれり。星のかがやきよ…ってね」

    打ちのめしたティアル達を治療してみんなで楽しく美味しいお料理を楽しんだとさ

    感想:多人数ギミックバトルの練習と、今回から本格的に飛空船【トラウム号】に乗り込むため、その従業員と楽しい仲間の紹介でした。
    最初は圧倒的な力でねじ伏せられつつも、その中に見える光を掴み取れるかといういい練習になったのではないでしょうか。
    訓練場という利点という目で見ても、死なないので色んな戦法を試すことが出来るのではないのでしょうか?
    今回ここで初めて言うのですが、暇な時言ってくれれば過去のモンスターデータ・今回の強化ティアル達を好きに呼び出して模擬戦をすることが出来ます。
    経験点はこういう特別番外以外では渡せないんですが、手際やスイッチの練習、1対1など。
    やってみたいことを試すには丁度いいかなと思われます。

    【イイハナシナノカナー】


    飛空船【トラウム号】 リストランテ『fontana』

    レゾン「いらっしゃいませー。みなさんお揃いで」
    ノーキン「おっ昼ごーはんはなーにかーなぁ??僕の好物は!レンちゃん、君だからねっww」
    レゾン「いやーん?じゃあ新メニューのエクストリームポテイトゥダァーオ(大盛り)ですね。」(真顔
    ノーキン「わぁいwデンプン100%だぁw」
    ミシェル「ノーキン……まぁ言って止まらないのは分かってますが。ミオナ、サティさん、先に頼んでいいですよ」
    サティ「は、はひゅう…謝りたかったからついご一緒しちゃったけど…や、やっぱし気まずい…・」
    ミオナ「はーい、どれにしよっかなー」
    ミシェル「いえ、先日も言いましたが…謝罪は結構ですから。サティさんも遠慮せずどうぞ」
    ノーキン「そうだよぉ、僕たちは昨日”ご馳走になりました”からねぇw」
    レゾン 「はい。お水置いておきますねー」テーブルの下からコップだけ出てくる
    サティ「(ひ、人前じゃあんまし量食べてるところ見られたくないから…)わ、わたしはまたサラダでお願いします…」
    ミオナ「決めたっ、ランチセットお願いー」
    ミシェル「じゃあ私はマルゲリータで、昼ですしね」
    レゾン「はーい。では少々お待ちくださいね」
    ノーキン「レンちゃん通し終わったらこの席おいでよ!せっかくだしちょっと話そうじゃないかぁw二人の明るい未来についてねぇw」
    ミシェル「ノーキン、大衆食堂ですし程ほどになさい…全く」
    レゾン「はいはーい・・・2番テーブルオーダー入りますー。、サラダ、ランチセット、マルゲ・・・」(遠くの声)
    ノーキン「昨日の模擬戦はなかなか骨が折れたよねぇw変な装置のせいだったとはいえ、みんなと協力した合体技なんてあったら戦況楽になるかもねぇw」
    レゾン「はいノーキンさんお待たせ!エクストリームポテイトゥダァーォですよ」(超早い)
    ノーキン「ハッハハーww踊りだしたい気分だwww」
    ミシェル「食べ物を前に踊るのは糧に対して冒涜ですよ、ちゃんと食べてからになさい…」
    サティ「て、テンション高いなぁ…す、隙をつかれて襲われないようにしなきゃ…」
    ミシェル「私が見てますから、大丈夫……あんまり酷かったら言ってくださいねサティさん」
    隙をついていちゃついてんじゃねえよ!
    レゾン「サティさんのサラダですよー。お先にマルゲリータもお待たせしました」
    サティ 「は、はい…ありがとうございます… んー…でも合体技…?合体……!いいいやいやいや、何考えてるのわたし…」
    レゾン「ランチセットもすぐお出ししますねー」
    サティ「あ、食べ物届いた…!もぐもぐ…うまうま…」
    ミシェル「レンさん有難うございます……軽く食べておきますか…」
    ノーキン「ぅん!…ぅん!!とってもポテトが引き立てられて……ポテトで……ポテトだ」
    レゾン「ランチセットですー。デザートにチョコパフェもついてますよー♪」
    ミオナ「わーいありがと、いただきまーす」
    ノーキン「ありがとうレンちゃん!これだけ早いと仕事も空くだろうw席について語らおうじゃなあないかぁw」
    レゾン「はいはい。こっちでの仕事にもようやく慣れてきましたね」
    ノーキン「さっきの続きだけど、合体技、考えてみない?もぉちろん!サティちゃんと合体でもいいんだよぉ!?」
    レゾン「昨日は摸擬戦をされていたとか聞きましたが…結果はどうでした?」
    ミシェル「技術や魔術の合わせですか…まぁ、悪い話じゃないですが。ノーキンの場合治療がないと倒れますしね」
    ミオナ「考えておいて損はないよね、いきなりやろう!って言ってもできるものじゃないし」
    サティ「あ、あ、あなたのはそ、その、ダメな意味な合体っぽいのでやです!…せ、戦闘時の合体技だったらちゃんと考えてあげます、けど…」
    ノーキン「えぇー?でもサティちゃん昨日マスターと合体s」
    ミシェル「サティさん、真に受けなくていいですよノーキンのは…少し黙りなさいノーキン」
    レゾン「!!どういう事です!!」 女の子は恋バナがお好き
    レゾン「ノーキンさん!トメィトゥソース追加してあげますから詳しく聞かせてください!」
    ミシェル「レンさん、食いつかなくていいですから…あとソースは下げて貰っていいので」
    レゾン「ぐぬぬ…(後でコッソリト教えてくださいね)」(ノーキンの耳元で伝える)
    サティ「は、は、はひゅう……」
    ミオナ 「お兄ちゃんもお兄ちゃんよ…」(ぶつぶつ
    ミシェル(ミオナの目線が痛いな…昨日の今日だししょうが無いか…)
    レゾン「で、合体技でしたっけ?私も参加しておいた方がいいんでしょうか?」
    ノーキン「まぁそれは置いといて、僕の肩車は人気だったよぉ!ねぇレンちゃん!僕と合体してなにか考えてみないかぃ??もっちろん今晩実践のほうでもいいよぉw」
    レゾン「ノーキンさんとも以前そんな話していましたが、あれはないですよ。なんでノーキンさんの股間からパンチしないとイケナインデスカ」
    ミシェル「ノーキン…こっちで事を起こしたら私が院長に顔立たないじゃないですか…」
    ノーキン「よく考えたらあれだとレンちゃんの踏み込み時に深刻なダメージがあるんだよなぁ、諸刃の剣だったねぇw」
    レゾン「それくらいならノーキンさんに投げてもらって突進の方がまだましです」
    ミシェル「サティさんも昨日は申し訳ありませんでした…次はもう少し気をつけますから、妹も見てますし…」 見なければいいんだ…
    サティ「あ、い、い、いえ、こちらこそホントにごめんなさい…!わ、わたしの術…だいたいあ、ああいうことしないと発動してくれなくて…ごめんなさいぃ…」
    ノーキン「味方を投げるとなると力加減が難しいなぁwでもそれならレンちゃんのウェイト不足も解消できるかもしれないねぇw院長かぁ・・まだ数日しか経ってないけど元気かなぁw」
    レゾン「逆にノーキンさんをぐるぐるして投げましょうか?」
    レゾン「サティさんの巫術…でしたっけ。よく知らないんですが、何かあったんですか?いや何かあったんですね。詳しく教えてください!」(興奮)
    ミシェル「いえいえ、謝罪が欲しくてこうしている訳ではないですから…大丈夫ですよ。術のせいというのは分かってますから…落ち着いて下さいね」
    ミオナ「ミオが見てて止まるならいくらでも見ててあげるけど?」
    ミシェル「ミオナ…あれはしょうがなかったから…すまない…」
    ミシェル「孤児院…そういえば、私はずっと教会にいましたし子供が苦手だったから見てないんですが…様子教えて貰えるかい?」
    ノーキン「マスターミシェルは孤児院にはなかなか顔を出さないからペドナ院長も心配だったんですよw子供たちはみんないい子でしたぁw」ペドナっておい…
    ノーキン「ファジールは気のいい男の子さ、仲のいい連中の中心になって話を進めることができる。頭もキレてボードゲームも得意なんだw」
    ノーキン「僕はチェスのルールが覚えられなくてねぇwリバーシでしか遊んだことはないんだけど、3連続一面真っ白にされて負けた時は流石に悔しかったなぁw」
    レゾン「ノーキンさんが負けるなんて…」(どうでもいい顔)
    サティ「…こ、子供付き合いいいのかな?ちょっと意外です…」
    ノーキン「マーサは素直で優しい男の子だぁ、よく手伝いをできないかと院長の後ろを付いて歩いて居たなぁwとっても純粋で僕のホラ話にも真剣に耳を傾けてくれて信じちゃう可愛い所もあるwあそこまで純粋だと心が痛んだよぉw」 マーサねぇ…
    ミシェル「私は前から子供がどうしても苦手で…まだ私自身も子供ではあるんですけどね。…全部ノーキンに任せてるんですよ…」
    レゾン「まーこんな性格ですしなんやかんやで人気者みたいなんですよノーキンさん」
    ノーキン「恥かしがり屋だけど好奇心旺盛でね、僕が孤児院の兄貴分のインキと女体の素晴らしさについて話込んでいたら柱の影から顔を真っ赤にしながら聞き耳を立てて時々何かメモをとってるようだったねぇw意外とむっつりさんなのかもしれないねw」
    ノーキン「孤児院で飼ってた犬がいたろ?ハッピーって言うんだ!とっても人懐っこくってね、僕を初めて見たときにも物怖じしなかったのは彼女だけだったかなぁw」
    ノーキン「賢くて多芸で人が喜ぶ事をするのが大好きなんだ!それと同じぐらいご飯が大好きでねw特にちーずが大好物!その体のどこに収納されているんだっていうぐらい食べるから、孤児院の食費の3割は彼女の分だったかもねぇw」
    ノーキン「ネミーナはおっとりしたねぼすけさんだったねぇwマイペースな子で昼食の時間まで寝てるなんて事もよくあったw真面目で優しいいい子だよぉ」
    ノーキン「自分よりも他人を優先してしまう優しさが、時に自分で判断を決めかねる欠点にもなってね、誕生日にペドナ院長が振る舞ってくれたお菓子を選ぶのに蝋燭の火が消えてしまった、なぁんてこともあったねぇw」
    ノーキン「あとは、カーデ、小さくてスレンダーな可愛い外見だけど、とってもクールな文武両道の頼れる皆のお姉ちゃんさぁw面倒見がよくて院長からも頼られるしっかり者でね、同じ年のインキを尻に敷いてる」
    ノーキン「ある日、女子たちの入浴時間に「当院での発育調査」と銘打って女子たちを緊張させないよう、こっそりとインキと僕の二人で浴室の状況を観察しに行ったんだ。」
    ノーキン「院長の目が行き届いていない二人の秘密の小窓を使って調査を行おうとした瞬間、僕たちは気づいたら満点の星空を眺めていたんだ。そしたら視界の上からカーデの声が聞こえてねぇ『残念だがこの空間を眺めれるのは私の特権だ、誰にも譲る気は無い。二度目の手間が無いように身体に刻み付けてやろう』」
    ノーキン 「剣闘士を退職してから死に目を見たのはアレが初めてだったなぁw僕はそれで懲りたけど、インキはそれこそが狙いだったようで光悦な表情で気を失っていたよw」
    レゾン「剣闘士時代よりもボロボロってどんな強いんですかカーデさん…」
    ノーキン「いやぁwまいったねぇwどこでそんな戦闘スキルを磨いたのかwインキはあれからもちょくちょく半殺しになってるようだけどねぇw」
    ミオナ「ふふ、ずいぶんな楽しそうなところね。お兄ちゃんも混ざって見ればよかったのに」
    ミシェル「いや…私は遠慮するよ、ミオナ。これだけ楽しそうならノーキンに任せておいた方がきっとね。」
    レゾン「あれはないんですかノーキンさん?」
    レゾン「『やるな』『お前もな』握手して(ガシッって感じの友情とかそういうの」
    ノーキン「孤児院のみんなは友達さぁw遊びで対戦はするけどみんなと仲良かったよぉw」
    ミオナ「剣闘士やってた時も友達とかいたの?」
    レゾン「いやそういうのじゃなくて、こう戦った相手とライバルになって友情が芽生えて恋してとかそういう愛の物語を聞いているんですよ。さああるんでしょ!隠さないでいいなさい!」┌(┌^o^)┐……?
    ノーキン 「あー、うん…」
    ノーキン「プロティンはいい奴だったよ」
    サティ「うーん…や、やっぱりセクハラしてくるノーキンさんからは想像できないほど意外な面です…」
    ノーキン「僕とほぼ同じ機種のフェイで少し前からここに連れてこられているらしい、大きな槍が得物の健康的な肌色で僕と同じぐらい大柄な男だ、僕と違って羽のあしらわれた派手なヘルムを被っていたね。」
    ノーキン「ここっていうのは闘技場のことねw」
    ノーキン「初めて会ったのは僕が起動してから訓練を終えて、初めて闘技場に連れてこられた剣闘士達の待機室だった、ココでやることは分かってた、目の前の敵と派手に戦い、派手に、殺し、殺されること…」
    ノーキン「ここにいる誰と誰がいつ殺しあう関係になるか分からない、だから誰もしゃべらない、人として関係を持ちたくない、辛くなるだけだからね」
    ノーキン「そして、今からこの目の前に居る剣が、大槍が自分の命を狙ってくるかもしれない、そう考えると落ち着かなくなった。」
    ノーキン「そうして俯いて息を荒くして今からを考えていると、視界の大槍が動いて、こっちに近づいてきて…声を掛けてきたんだ。」
    ノーキン「『お前、フェイだろぉ?俺もフェイだ!俺とおんなじ色男じゃないかぁ!少し話そうぜ!』」 フェイを色欲魔にするのはやめろぉ!
    ノーキン「一瞬どういう状況になったのか解らなかったよw 静まり返った空間にまるで友達でも見つけたかのような明るい声そしてそれは僕に投げ掛けれていたんだってねw」
    ノーキン「彼は周りの困惑した視線を顧みることもなく僕の隣に腰を下ろし話を続けたんだ。『今日が初めてって様子だなぁ?そんなに緊張すんなよぉw体が強張るとしょうもないミスしてそれこそ死ぬことになるぞぉw確かにここでの仕事は命がけで楽しいなんてことはない、だったら楽しいことを見つけるだよぉ…!教えてやるぞ!楽しみ方をぉw』『ま、待ってくれ…!君はなんで声を掛けてくるんだ、僕たちは剣闘士だろう?いつ殺しあいになるかも知れないのに』」
    ノーキン 「僕は思ったことを口にしたよ。不思議で仕方なかったからね。でも彼はそれこそ不思議そうに返してきた」
    ノーキン「『なんでって、俺も暇だったからさぁ!それに俺たちはフェイだ、俺たちが戦う事は絶対に無い、フェイは高級品だ、それをぶつけりゃ必ずどちらかが壊れる、そんなこと絶対出来ないからなぁw仲良くしようぜぇww?』」
    ノーキン「時を奪われたような感覚だったwそのまま呆然とする僕に彼は話の続きを始めたんだ」
    ノーキン「『…でだ!、闘技場に見出す楽しみってのはずばり、観客のご婦人淑女達だぁ!女の子はいいぞぉ!見るだけでも元気が出るし、お話しすれば明日も生きよう!って活力が沸いてくる!』『俺たちが今いる待機室から闘技場へは柵の中をファンの目の前で通るんだ。そこが俺達のメインイベントだ!衛兵にどやされるまで女の子達とふれあいができるんだぁ!』
    『だが、お前今のままじゃあダメだ!秘訣を教えてやろう!女の子と仲良くなるには『軽く・柔らかく・根気よく』だぞぉ!』『返しやすい軽い挨拶からはじまり、物腰柔らかく思いやり、ちょっと突っぱねられても粘り強く追いかけるんだ!女の子は追いかけて欲しい生き物だからな、わざと距離を置こうと突っぱねちゃうんだ、だからそこで諦めてはダメだぞぉ??w』『ここでレクチャーするより実践あるのみだぁw俺はそろそろ出番だ、よーく見てろよぉwwえーっとぉ…』」
    ノーキン 「ノーキン、ノータリン・ノーキンだ。」
    ノーキン「『俺もノーキン型のプロティンだ!よろしくノータリン!』」
    ノーキン「そう言って彼は出て行った、柵の向こうの女の子と談笑してるようにも見えた、しばらくして衛兵に脇腹をどやされて闘技場に消えていったけどw」
    ノーキン「いつの間にか、身体の強張りは無くなっていた、彼は僕の緊張をほぐそうと声を掛けてきてくれたんだ」
    ノーキン「彼は文字通り、お も い や り を持ってる男だったんだねw」おっおう…
    レゾン 「エエハナシヤ……エエハナシヤ……」(涙を流しながら)
    ノーキン「…笑うとこだったんだけどなぁw」
    ミシェル「いえ、まぁ笑っても良かったのですが。フェイ同士の間での意思疎通の形じゃないかと思ってね」
    ミオナ 「そっかぁ、ノーキンの今を作った人…」
    サティ 「…そんな過去があったんですねぇ…」
    ノーキン「それから彼と闘技場で会うたびに戦果を競い合った、オトした女の子の数、飛んできたおひねりの額、そして、倒した敵の数。」
    ノーキン「人を傷つけることへの罪悪感はあった、でも彼と競争してると考えると、少しだけど気が楽になったよw」
    ノーキン「最初は全然敵わなかったけど、僕も要領を掴んで来たら、同じぐらいのいい男だからすぐに肩を並べるようになったさぁw」
    ノーキン「ハッハハーwwそう思い返してみると意外と楽しかったかもねーw」
    レゾン 「今もそのプロティンさんは闘技場に?」
    ノーキン「殺したんだ」
    レゾン「え……」
    ミシェル「それがノーキン達の仕事なのですから恐らくはそういう事ですかね…」
    ノーキン「あれは剣闘士生活が1年目になろうとした時だった、その時僕とプロティンは闘技場の二大稼ぎ頭だったんだ、ある日闘技場に国の偉いさんがきてたらしくねぇ、見たこともない試合が見たいって言いだしたらしく、急遽その日の決闘の対戦相手が変更されたんだ。」
    ノーキン「当時の主催者も最初は断ったらしいんだけど、権力とお金の前には無力だったようだね。」
    レゾン「……」
    ノーキン「僕たちは血と汗の染みこんだ固い闘技場の土の上でお互いを見た、今まで向き合った誰よりも大きくて熟練した闘士のオーラを醸し出していた。余計なことは考えられない、迷えば即死につながることは容易に想像できたね」
    ノーキン「『最高の試合にしよう』…彼はそう言った、僕も同じように答えた、そしてすぐに試合は開始されたんだ」
    ノーキン 「激しい剣戟から始まった、どう戦うかだけを考えてたからあまり細かくは覚えてないけど、たぶん数分ほど経った僕は相手の槍の柄で側頭部を殴られて姿勢を崩した」
    ノーキン「殴った勢いのまま後ろに飛んだ相手はそこに全身を使った最大リーチの渾身の突きを放ってきた、だが、僕は体勢を戻すと同時に盾と剣を振り上げて盾で槍を地面に打ち落とした」
    ノーキン「勢いそのままのもう片手の剣を半身踏み込みながら敵の首に叩き込んだんだ」
    ノーキン「今でもあの感触は覚えてる、沸き上がる歓声、そのままうつ伏せに崩れるように倒れた強敵の砂埃、倒れた後しばらくしてピクリとも動かなくなった。」
    ノーキン「その時、ようやく気付いたんだ、僕は今、唯一の親友を殺したんだって」
    ノーキン「沸き上がる歓声の中、偉いさんは僕にリクエストをしてきた、[そいつの仮面をとれ]ってね」
    レゾン 「……」(ボロボロと涙を浮かべて話を聞いている)
    ノーキン「特に顔が気になるってわけじゃないんだと思うけどさ、隠してるから見たいんだろうねぇ、勝者には隠し続ける権利はあっても敗者にはそれがない、と言いたいんだろうなぁ」
    ノーキン「僕も同じ覆面兜だから素顔は見られたくはないと思うけど、僕はそのリクエストに答えなくてはいけなかった、倒れ伏した親友の兜を掴んで、その素顔を見た。……彼は、先ほどまで激闘を繰り広げていたというのに……穏やかな顔をしていたんだ…」
    ノーキン「僕はこの時ほど覆面でよかったと思ったことはないよ」
    ノーキン 「それからの剣闘士生活は実に張り合いの無いものだった、ただ組まれた戦いを消化していくだけの試合、手を抜いていたわけじゃないよ、でも、退屈だった。」
    ノーキン「消化試合の日々を過ごしていたらある日、マスターからお呼びが掛かって、マスターの変更が言い渡されたんだ、マスターが紹介したのは初老の女性、それがペドナ院長だったんだ。」
    ノーキン「でもペドナ院長はマスターにはならない、代わりに守って欲しい子が居るんだと言って寺院へ僕を寺院へと連れてきてくれたのさぁ」
    ノーキン「そこからはマスターミシェル、知っての通りだねぇ?どうだい??僕の実力が分かって見直してくれたかぃww?」
    ミシェル「いや、立派な記憶力だよ。そういうタイプのフェイならではの話ではあったな。…それでも評価は変わらないが」(苦笑し
    ミオナ「孤児院生活が楽しいもので、よかった・・・ぐすっ」
    ミシェル「まぁノーキンにはまだ今後があるから…大丈夫さ、ミオナ」(頭撫でてます
    レゾン「……」テーブルの上から降りて影に溶け込んでいく…
    レゾン「……ノ……ノーギ……ンざあぁ………ん><」ノーキンの大きな体の影からいきなり現れて顔に抱き着きながら
    レゾン「うわあああああああん><」
    サティ「…こんなに壮絶な… い、いつもセクハラを仕掛けてくる邪な方だと思ってましたが、す、少しだけ、認識を改めます…」
    ノーキン「ハーハッハwwこれはこれは兜から骨電動で鼓膜にエクストリィムダメェジダーオww」
    >レゾンブル 剛力で判定
     成功!
    >思いっきりノーキンの頭を抱きしめます
    ノーキン「あ、レンちゃん?ちょっとwwへ…変形しちゃううぅうwww」
    ???「おんやぁ??そこなデカブツ!そうお前だぁ!」
    ノーキン「おやぁ?おやおやぁ??そう言うデカブツは君ぃ!!」
    ??? 「久しぶりだなぁwwノータリン!元気だったかぁ?」
    ノーキン「ハッハハーwwおかげ様でwもう修理が完了したのかい?意外と早かったじゃないかww」
    ???「フワッハハーwwそれこそおかげ様でだw軽度な致命傷で済んだからねぇwほとんど取り替えなくて済んだようだぁwリハビリもすぐ終わったぞぉw費用はお偉さんから貰った報酬でおつりがきたしなぁw」
    ノーキン「そういえばどうしてここに?君は剣闘士だろぉ?」
    ???「そのおつりで退役してきちゃったもんねぇwお前だけ外の世界で好き放題してるなんて我慢ならねぇしなぁ!!急に別嬪な姉ちゃんに連れられて乗せられたと思ったらまさかお前が居るとは思ってなかったけどなぁw」
    ノーキン「おぉ?ということは!」
    ??? 「おうよ!お前と違って俺は正真正銘自由の身だぞ!と言ってもマスター無しじゃ何していいのか全く分からなくてなwこの船に身を任せることにしたのさぁw」
    ノーキン「ソウカーwまぁ、また会えて嬉しいよ、プロティン!!」
    プロティン「俺もだノータリン!オトした女の子の数の記録はすぐに追いついてやるからなぁww」
    二人「「ハッハッハッハッww」」
    レゾン 「プ……ロティ……ン……?」
    レゾン「……///」(ノーキンに抱き着いている事に気づく)
    ミオナ「あ、あ…え?」
    ノーキン「僕たちはフェイだからねぇw一回死んでも記憶回路が無事なら体のパーツを交換することで活動再開できるのさぁwただ、パーツは一個一個オーダーメイドで費用も大変高価で時間もかかるんだぁw」
    ミシェル「トドメは刺さなかったんでしょう…頭を完全に破壊してなければノーキンの言うとおり」
    ノーキン「人の死とは概念が違うからねぇwハッハッハーw」
    >レゾンブル 剛力で判定
     成功!
    レゾン「…………!!!!!」ミシミシミシミッ
    ノーキン「アラァ?どうしたのレンちゃん?レンちゃん!?レンちゃん!???」
    サティ「…やっぱりさっきのは撤回です。ちょっとだけ悲しくなって損した…」
    カミカゼ「ふふふ……」

    感想:シナリオを纏めるときにどうしても飽きるじゃないですか。同じ文を何回も見ないといけないわけですし。
    その為の対策として私は【自分が一切関わらない番外はやっている時に必要箇所以外見ない】ということをしてるんです。
    前言撤回ですね。見ないとダメです。
    話に必要な部分で良い意味でふざけられると修正すら出来ない……!
    ぐぐぐぐ……
    イイハナシダッタノニナー感を演出する上手さはなんだかんだ流石ですね。
    死亡フラグを順調に建てていっているようにも見えてしまうのが難点といえば難点なのですが。
    今回のは異世界ファンタジーという特性上、キャラクターの掘り下げに1度はこの手の番外を企画したほうがいいのかもしれませんね。
    シナリオはひとりひとりの掘り下げに時間を使ってしまうと人数が人数なので1年じゃとてもじゃないですが終われる気がしません……
    戦う目的、経歴、理由…… そういうのは自分語りという名でやってみるのもいいかもしれませんね。
    自分語りしだしたキャラって早死なイメージありますけど…… 

    長々と読んでくださりありがとうございました。
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