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生贄症候群アペンドキャンペーン【アイリス奇譚】 番外集2
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生贄症候群アペンドキャンペーン【アイリス奇譚】 番外集2

2016-03-05 12:00
    こちらのブロマガは、
    『タイポグリセミア遺跡』の後に行われ、『廃都Inferno』の前の時系列の
    【アイリス奇譚】の番外編をまとめたものになっています。
    コチラだけだと何が何だかさっぱりになっていますので、お手数ですが先にこっちをご覧ください。
    2つ目の【星の秘を封じるものたち】については主催がGMのため、伏線もちらほらと仕込んでいます。

    【影の中に差した微光】

    飛空船【トラウム号】 儀礼室

    ミシェル「…では、香はこれで。……皆様お集まり頂き有難う御座います。短い間とはいえ仲間であった彼の為に重ねて御礼を」
    コメット 「共に過ごした時間は短くとも、彼は間違いなく僕たちの仲間だ。せめて、死後くらい安らかであるよう」
    レゾン「フォークスさん…向こうでもどうかお幸せに…」(愛用のシルクハットを抱きながら頭を下げる
    サティ「事に巻き込まれてしまった以上…こうなってしまうことも覚悟しなければなりませんね…」
    ミシェル「……そうですね…有難うございます。…マユハタさん、貴方もありますでしょうか。お友達でもあったようですし」
    ケメロヴォ「ここに来たばかりでわざわざ振ってもらってすまないね。」
    ミシェル「いえいえ、ここに居る以上は皆同じですから。彼の死を悼むのもまた同じですよ」
    ケメロヴォ「フォークス君、ご苦労様。だが勝手に死なれるとは思ってなかったよ…。なんてことだ愚か者よ…、キミの為じゃないが、キミの代わりに僕は勝手にやらせてもらうよ。嫌だったら呪ってみたまえ、僕は待ってるぞ。……到底無理だろうがね。安らかに眠りたまえ……。最愛の友よ」
    ミシェル「有難う御座います。……愛されているのはまた素晴らしい事です。…この世界皆がそうであるように…」
    ミシェル「僭越ながら、哀悼の歌を僭越ながら読まさせて頂きます」
    ミシェル「―――――天よ、この哀れに消えた無垢なる魂を清めたまえ。…なれど魂の持ち主は罪人に非ず、悲運の申し子である」
    ミシェル「名はフォークス・グリマ。人に非ず人であり、影の申し子であり、この世の血を半ば持つ者なり」
    ミシェル「天に見放されし嘆きの魂よ。ゆめゆめ忘れるでなかれ。天の導きがなければ影すらも、願いすらも今この時になかったものと」
    ミシェル「今天に恋しこの時の全てに祝福を、涙を願いの礎にし、天よ……。
    ―――――願わくば魂に安息なる休息を」
    ミシェル「……ありがとうございました。簡単ではありましたが、続いて時の別儀をお願い致します」
    コメット「あぁ、わかったよ。みんな順番によろしく」
    レゾン「おやすみなさい…フォークスさん…」
    サティ「もっとあなたとお話してみたかった…です…」
    ケメロヴォ「君といれてよかった、じゃあね」
    コメット「…君の本職を、こんな形で使うことになるとはね。悲しい限りだけど、とても助かるよ」
    ミシェル「有難う御座います、簡単ではありますが。これで葬りは閉儀となります。…身体は霊安室に安置しますので、また翌日お願いしますね」
    ケメロヴォ「了解した。わざわざすまないね」
    レゾン「はい…」
    コメット「それじゃあ申し訳ないけど、もう少しお勤めをお願いするね。今は、君にしかできないことだから」
    ミシェル「お気になさらず、コメットさん。…私はそのためにここに居るんですからね」
    ケメロヴォ「新参の僕にすまなかったね、では失礼するよ」
    サティ「失礼します…フォークスさん、さようなら…です…」

    飛空船【トラウム号】 霊安室
    次の日

    ミシェル「増設して頂いたときはどうなるかと思いましたが、コレくらいは無いといけませんね…いい部屋です」
    ケメロヴォ「邪魔するよ」
    ミシェル「おや、マユハタさん。昨日は有難う御座いました。…御面会ですか?」
    ケメロヴォ「そうといえばそうだね、だが、僕は彼が昔に話した遺言を実行しに来たのさ」
    ミシェル「……フォークスさんが、遺言を…ですか。身体に触るのは基本的にタブーですが、親族のようなものですし…まぁいいでしょう」
    ケメロヴォ「ふふっ、少し手荒だが許してくれると嬉しいね」
    レゾン「ミシェルさん、昨日はありがとうございました。おかげで…気持ちの整理もできました…」
    クー「昨日は偵察で忙しかったから……見届けないと」
    ミシェル「レンさん達もですか、いえ、こういうのも私の仕事ですから。……マユハタさん、部屋はまだ一つなので、間違いは無いはずですよ
    ケメロヴォ「君が言ったことを実行しに来た…。許す以前の問題だね。だけど、キミも無様に死んだようだね。悪いが僕は悲しまないよ。だが勘違いしないでくれよな…。キミが最愛な友に変わりはないから……な。呪ったりしてくれるなよ?キミはここで眠り、僕の元でも眠るといい。」ナイフを取り出し右の翼を根元から切り取ります
    ケメロヴォ「これからもよろしく頼むよ、フォークス君」
    ケメロヴォ「さ、キミが残した言の葉はこの翼をどうしてもいいと言ったからには使ってやろうじゃないか」
    ミシェル「……済みましたか?……そういう遺品の解釈も、またありでしょうけれども…ね」
    ケメロヴォ「そこの紳士君、すまなかったね。ふふふ…。
    僕は言われたことを実行したまでだが、あまりいいイメージを持たれなさそうだがね。
    彼はなんてことを任せてくれたんだ…。本当なら彼自身で切っておいてもらいたかった所だよ」
    レゾン「ミシェルさん、フォークスさんの帽子持っていっちゃってましたが、ここに置いててもいいですか?」
    レゾン「やっぱり一緒の方がいいかなって…」
    ミシェル「ええ、身体の上か傍に入れておいてあげて下さい。…その方がきっといいでしょうし」
    レゾン「はい。では…」身体の上に置いて一礼して立ち去ります
    クー「僕も、ひとつだけ……。流れし時の清流に抗い、願いし時を導く天埜囁きを。彼の者の心のなかに…。刻め…!」
    クー「忘れられるのが一番辛くて、死を目の当たりにするから」
    ミシェル「……死への向き合い方はそれぞれですし、別にマユハタさん達を否定はしませんよ。私達も出ましょうか」
    ケメロヴォ「急に来た僕にどうもご丁寧に。あと、よろしく頼むよ」
    ケメロヴォ「じゃあ、失礼したね」去ります
    クー「じゃあ……またね」
    ミシェル 「……本当ならこの部屋は無い方がいいんですけれどね…仕方がありません…か」(扉締め

    感想:
    キャラクターを忘れないというのはTRPGにとって一番重要な要素だと思っています。
    折角自分で愛情を込めてキャラクターを作っても、死んでしまった途端、はいさよなら次のキャラシ…などになってしまうと、GMとして少し物悲しい気分にもなってしまいます。
    不慮の事故、悪意の殺害、状況上仕方なかった犠牲……
    どれをとっても、物語の中でのそのキャラクターの物語は完結しますが、完結は最後では無いので、その後を描写するのはとても大事な要素だと個人的に思っています。
    キャラクターにだって心はありますからね。

    【星の秘を封じるものたち】

    飛空船【トラウム号】 模擬戦室

    ヴィント「ということで!私もコメットさんも機械についてはさっぱりということなので。それ専用の従業員を雇いました」
    コメット「雇いました~」
    ヴィント「紹介しよう!模擬戦の部屋の管轄を任せることになった、ラウンドくんだ!」
    ラウンド「お初にお目にかかる。ラウンド=イコンです。何処がどういう風になったかお見せしましょう!」
    >コメット 導引で判定
     失敗
    >白く光りだす
    コメット「え、何事」
    シラユキ「あらあら…アルマさんに頼らなくてもいいのは凄いけれど…何が起こるのかしら…」
    クラン「…まぶしい」コメットさんの後ろに隠れる
    ハイク「ふぅ……久し振りですね。見ない顔もいますが」
    ミオナ「ハイクさん!?無事だったの…?」
    レクス「…ふむ。奴はいないようだな……助かった…」(あたりを見回す)
    ノーキン「やぁハイク、でいいのかな?久しぶりだねぇw元気だったぁw」
    コメット「!?ハイ……いや、ヒエダ?なんでここに……」
    ハイク「出来ればハイクと呼んで欲しいですね。真名は真名でしかありませんし」
    ラウンド「ふふふふふ……技術的に転生者を呼べるようになったんですよ…」
    ケメロヴォ「なんとなく参加したらさっそく訳がわかんないぃ…」
    レクス「む?知り合いか?」
    サティ「こ、こ、これは一体どういうことなのでしょうか…」
    クラン「何でこの人が…ここに居るの…?」ちょっと不機嫌そうに
    ハイク「実際精神だけですが。昔ほどの力はありませんよ」
    シラユキ「皆さんはご存知みたいですね~。……転生者?帰天された方でしょうか」
    レクス「……精神体か。また珍しい知り合いがいるな、お前達は」
    コメット「いやそれよりどういう原理なのかの説明を……」
    ノーキン「精神だけ?ということはせっかくの可憐な肉体を置いてきてしまっているのかい?触ってもいいかぁいw??」
    ハイク「触れませんよ……それはともかく、私としても折角なのでお友達を呼んできてるのですよ」
    ハイク「私はもう戦えませんので……変わりにお友達達にお願いします!」
    モニカ「出番ですよ!ハーバルさん!」
    ハーバル「焦るな焦るな……。わた…俺達だって強くなったんだ。ラウンドの兄ちゃんも援護頼むな」
    ラウンド「僕は技術者なんですが……まあいいです。勝てば真名を教えてくれるみたいですよ?ライム=ウミアック・ソー!顕現!」
    ライム「……」
    コメット「…まぁいいかー。リメイン、最近少し落ち着きないね~、大丈夫なの?」
    ハーバル「う、うるさい!私だって複雑なんだ!」
    ケメロヴォ「しかしここに来てから面白い物ばかりだね!!楽しみだよ、ふふふ」
    シラユキ「ただ楽しむだけで済めばいいんですけれど…」
    レクス「ふむ、面白い余興だな……折角だ、我が魔術の力を見せてやろう」
    ケメロヴォ「見た目で舐められてなければいいんだけどね」
    モニカ「いやそれはナイナイ……油断すると怖いのは知ってるよ」
    サティ「…まぁ、つ、つよくなるためには、訓練も必須ですよね…が、頑張りましょう」
    コメット「あれ、っていうかなんで今戦う流れなんだっけ?…まぁいいか~」
    ノーキン「どうやら模擬戦がしたいようだねぇwここなら酷い傷はつかないしぃwマスターの命令が無くても遠慮なく攻撃ができるねぇw」
    クラン 「…ノーキンさん、頑張ってね」
    ノーキン「もぉっちろんさぁ!クランベリーちゃぁん!君のために僕は全力で戦うよぉ!!装備も一新したんだぁw見てくれよぉこの雄々しい腕鎧!かっこいいだろぉw」
    クラン「かっこいいかは、分からない…」
    ケメロヴォ「おやー!あの時のバニーさん居るんだ!」
    サティ「だ、だれかの視線を感じる…」
    ミオナ「まあこれも練習練習、よろしくお願いしまーす」
    シラユキ「ふーん…皆結構動けるのね~。……なら、あんまり気にしなくても大丈夫かしら」
    シラユキ「前奏行きますよ~。無垢なる娘の願いよここに、さあ踊りましょう!」
    シラユキ「グレートヒェン!」
    >シラユキ リスト をミオナに使用


    戦闘開始!
    1ターン

    ノーキン「それじゃあ!恋も行為も全力勝負!お手合わせ願おうかぁw」
    モニカ「わかったよ!私も全力全壊!」
    モニカ「闇の力!暗黒に身を任せ…その全てを解き放て! ブラッディローズ!」
    >モニカ 金の力 をサティに行使 ロコPを追加使用
     計25ダメージ
    サティ「…あぅぅ…!い、いきなり…痛い…!」
    モニカ「私の魔法凄いでしょ!前より強くなったんだよ!」
    レクス「ほう、なかなかやるではないか」
    モニカ「モニカ商店をよろしくね!」
    シラユキ「サティちゃん、大丈夫?まだ動ける?」
    >サティ ライムに桐を行使!
    >ライムの割り込み! 竹林の火の形(召喚術:野々原茜)を行使!
    >桐を反射!
    ライム「私と共に来ない…?私といっしょなら楽しいよ…?」
     5ダメージ
    サティ「は、反撃…ですか…こ、今回…わたしは早々に戦線離脱しそうで、す…きゅう…」
    クラン「サティちゃん、大丈夫…?」
    コメット「へぇー、珍しいタイプだねー。どこから見つけてきたんだかね」
    シラユキ「私もあの子には手が出せないわねぇこれじゃぁ…」
    ラウンド「研究は常に怠っていないからね……!まだまだ世界は広いものだ」
    ハーバル「いやお前じゃないから」
    >ミオナ タンゴを行使
    ミオナ「二人で仲良く踊ってちょーだい。見ていて嫉妬するくらいにねっ!」
    シラユキ「…はぁ、しょうがないなぁ…妹ちゃん、怖いけどしょうがない…か。コメットさん…いいですか?」
    コメット「んー…それがお望みであれば、といっても戦闘中だから、手短にね」
    シラユキ「奥さん居るのは判ってますけれど、ここに迎え入れてくれたの感謝してます。…今だけ、少しだけでも…お付き合いしてもらえませんか?」
    シラユキ「コメットさん、好きです。今、この瞬間…言い訳にしかなりませんけど」
    コメット「…そっか、そう想ってもらえるのは嬉しいけど複雑だねぇ。わかった、それが僕の役目なら僕ができる限りの責務を果たそう。僕も君は嫌いじゃないよ、カラスマ」
    レクス「……アレが良くてこの偉大なる我が駄目とは理解できんな……」
    ハーバル「……お前はいつだってそうだ!周りのことを考えずその場しのぎで心だけ溶かす…!模擬とはいえ戦闘中なんだぞ!姐さんいるんだぞ!」
    コメット「どういう意味さーリメインー。あ、ごめんね痛まない?」
    シラユキ「え、ええ…大丈夫です。ごめんなさい、コメットさん。こんな時に…」
    ミオナ 「ふぅ…ミオも頑張らないとなぁ、うん」
    >ライム 本気Ⅰ !
    ライム「主人公はいつだって光り輝いて、見るもの圧倒するものなの」
    ライム「だけどそれはいつだって私じゃない」
    >紅白の殲滅天使(召喚術:天海春香)を行使!
    コメット ミオナ ケメロヴォ シラユキ レクス サティ に10ダメージ
    >白黒の守護結界(召喚術:天ヶ瀬冬馬)を行使!
    >味方全員に身代わりを付与!
    コメット「うわっと……気に病むことはないよ、けどごめんね。今はこのぐらいしか応えられなくて」手を放します
    シラユキ「いたた…いえ、こちらこそ…また日を改めて謝罪しますね」離れます
    レクス「ぐっ……ヒトと同等まで堕ちた身とはいえ……異界の術もなかなかやるものだな…」
    サティ「も、も、もうダメ…し、しばらく…お、おやすみなさい…バタッ…」
    クラン「…いたい」
    >コメット 所属知識でギミック調査
     成功!
    >高台を発見! ハイクとヴィントは遠くで見ているようだ
    コメット「またよくわからないものを作ったなぁ…彼、本当に大丈夫なのかなぁ」
    ラウンド「謎に浮かぶ装置は浪漫じゃないか…」
    >ケメロヴォ ライムに観察力 
     成功!
    ケメロヴォ「ふふふ、見えたよ」
    ライム「主人公には得てして何もかも見られているもの」
    >シラユキ オッフェルトリウム(フォーレ)を行使
     コメット 攻撃最大乱数+1
    シラユキ「さあ光を紡ぎましょう、今日は良き日です…全ての想いに祝福を!」
    シラユキ「オッフェルトリウム!」
    コメット「おぉー、ありがとう。感謝するよー」
    >ラウンド 八卦(メルルのアトリエ)を行使
    ラウンド「僕は余り戦闘ができるわけではありませんからね……やることはやりますが」
    >ノーキン MGMG団子(勾玉)バイ○グラ(興奮剤)使用 クランベリーと連携
    ノーキン「クランベリーちゃぁん!!僕と 合 体 だぁ!!」
    クラン「…援護するね」ちょっと睨む
    >クランベリー イミテーション(マジック)で紅白の殲滅天使(天海春香)を行使
     敵全員の身代わりを剥がす
    クラン「さっきのでやり方は覚えた…後は任せる」
    ノーキン「これが終わったら後で僕と愛の語らいをしようね!いくよぉ!」
    ライム「大きい人は苦手なの…」
    >ノーキン ライムに通常攻撃
     失敗
    クラン「…ちょっと…ノーキンさん…」
    ノーキン「ハッハッハー!ビンビンすぎて力がこもりすぎちゃったかなぁw」
    >タンゴの効果で一時裏切り!
    >特殊スキル:全体化【ハーバルリミッター】を行使 ハーバルナース(回復技2)を使用
     全員7回復
    ハーバル「頼りなくて優柔不断なコメットの代わりだからな…塩を送るのは1回だけだぞ!」
    ハーバル「ハーバルナース!」
    ハーバル「手加減しねえからな…コメットォ」
    コメット「だからどういう意味さー、リメインー。そんなに頼りないかぁ……」
    シラユキ「ごめんなさい、私のせいで…」
    コメット「あー、君が気にすることじゃないよ、きっとねー」
    モニカ「なるほどねぇ…そういうところがダメなんだよ。きっとね」
    レクス「ふむ、我が魔術で吹き飛ばしたいところだが…魔力が少々足りんな…」
    >レクス パワーを集中!(精神集中)を行使
    レクス「我が生命を糧に、来たれ冥府の魔力よ…」

    2ターン
    >モニカ 時間逆流(ブルグミュラー)を行使
     モニカとライムの行動値を交換!
    モニカ「時の流れは残酷に……闇の力を今、私の糧を犠牲に解き放て!」
    >ミオナ ノーキンと自分を対象に愛のうた(ラブソング)歌唱
     出来高4補正!
    ミオナ「ミオと一緒に愛の歌、紡ぎましょ?」
    ノーキン「…あぁ、もちろん歓迎さ、リトルレディ」急に紳士になっても反応に困る
    ミオナ「えへっ、ありがと。えーと、じゃあ…抱っこ!」
    ノーキン「ぅーんそうだねぇ!それもいいけどぉ僕はこうしたいかなぁw」跪き目線を合わせてから片腕と胸でミオナを挟み込むように抱き込みます
    ノーキン「やっぱり、近くでみればみるほどまっすぐで綺麗な瞳だ、心から純粋じゃなきゃこの瞳にはならない。素敵なお嬢様」
    ミオナ 「ありがとう!あなたは大きな体をもって、大きな心をもって、みんなを助けてくれる素敵な騎士様ね」 ノーキンにすら対象にされてないということは……?
    ライム「はあはあはあ…主人公は障害を乗り越えるもの」
    >仙人様の事付け(フランク)行使
     10m地点に設置
    >後光にはためく聖人(召喚術:古論クリス)コメットに行使
    ライム「主人公は時として残酷に仲間を見捨てるもの」
    >シラユキ チャイコフスキー をハーバルに行使!
    >ハーバルの割り込み! ハーバルカウンター(マジックカウンター)を使用
    >シラユキ 戦闘回避で判定
     失敗
    ハーバル「魔法はどうとでもなるんだよ!ハーバルカウンター!」
     21ダメージ 8反動
    シラユキ「ぅぅ~流石に追いつかないかぁ。ごめんなさいね~」
    >コメット ドラグレイブ(スラストスラッシュ) 星羅雲布(攻撃数追加)
     モニカ ハーバル ラウンド 16ダメージ
    コメット「ぐっ、なりふりかまっていられないよね…いくよ、ドラグレイブ!星羅雲布!」
    モニカ「コメットさんは相変わらずお強い…」
    ハーバル「クソぉ……また特に何も出来てねえ…」
    >仙人様の事付け(フランク)起動
     8ダメージ
    コメット 「ったぁ~、結構くるねぇこれ……」
    ラウンド「僕は体力だけが自慢でね……まだ戦える、か」
    >ケメロヴォ ラウンドに観察力
     失敗
    ケメロヴォ「不思議と見れなかったよぉ??」
    ラウンド「はぁ……僕くらいは読み取ってもらいたいものだがね」
    >ラウンド ケメロヴォに八卦炉ボム(メルルのアトリエ)をお祓いソード(アイテム浮遊)で投擲
    ラウンド「爆発物処理注意ってね」
    >ケメロヴォ 戦闘回避で判定
     成功!
    >仙人様の事付け(フランク)起動
     5ダメージ
    ケメロヴォ「おやおや、どうしたんだよぉ、斬れなかったよ…」
    ラウンド「ぐぅ……戦局は僕の仕事では…」
    レクス「…………………おい、我の魔術ではあそこまで届かんぞ、どうしてくれる」
    >ノーキン ライムに質問
     失敗
    ライム「焦らずとも主人公は真名を聞けるだろう」
    ノーキン「…ハッハッハーw秘密のある女の子は神秘的で魅力的だからねぇw」
    >クランベリー イミテーション(マジック)で心の音(白坂小梅)を行使
    >ライム 割り込み! 星をみるひと(特殊スキル:幻想の理)を発動
    >正気度判定を無効化!
    クラン 「…っち、弾かれた…」
    ライム「混沌の理は既にこの身の中に」
    クラン「けど…もう疲れた…あとはよろしく…」
    レクス「……チッ、届かんのでは仕方ないな…」
    >レクス 抗魔術・マジックバリア(マジックガード)行使
    レクス「魔力の壁よ、我の身を守るがいい…《マジックバリア》!」

    3ターン

    >ミオナ レクス ケメロヴォ にアレグロ(橙) を行使
     移動2倍!
    ミオナ「追いかけっこを終わらせてきてね。『アレグロ!』」
    ライム「勝ち目の無いとわかっていても続けるのは敵の美学であり力!抗いはさせてもらう」
    >仙人様の事付け(フランク)設置
     20m
    >紅白の殲滅天使(天海春香)行使
     ノーキン コメットに10ダメージ
    ライム「殲滅天使よ!切り刻め!」
    コメット「はぁ~、今日はボロボロだなぁ…まぁいいか、後はよろしく新入り君~」
    ケメロヴォ「譲ってもらえるのかい!!ありがとうね!イケメンさん!」
    >ケメロヴォ 有無同一斬撃(通常攻撃)
     失敗
    ケメロヴォ「かわいそうだから切れなかった…」
    ライム「武器は適当に振り回すものではない…」
    >コメット 星羅雲布(攻撃数追加)宣言
     成功! 26ダメージ
    コメット 「…まっいいか。星羅雲布!」
    ライム「阻む壁は崩れ落ちるのみ…」

    戦闘終了!

    飛空船【トラウム号】 模擬戦部屋

    コメット「んー、お疲れ様ー。大丈夫、カラスマさん?」
    シラユキ「ええ……少しまだ身体が痛みますが」
    コメット「リメインに見てもらうといいよ。いい医者だからね~」
    ハーバル「医者って点以外で評価してくれ…」
    クラン「ふぅ…おつかれさま…色々見れてよかった…」
    ケメロヴォ「バニーさんは大丈夫なのだろうかー?脆そうだしあのヒト」
    サティ「きゅぅ……やはり私は向いてないのかもです……」
    レクス「…………我の魔術が炸裂する格好良いところ見せたかったんだがなぁ……」(若干凹んでる)
    モニカ「仕方ないよ~私も魔法一発でほとんど何も出来てない…」
    ミオナ「まぁまぁ、模擬戦ならまたいつでもできるから」
    クラン「レクスさんは…強いのは分かったから…」
    レクス「一発なら良いではないか…我なんぞバリア張っただけで……」
    ノーキン「ハッハハーw興奮がおさまらないなぁw」
    ケメロヴォ「真剣勝負で剣が振れなかったぁっ!」
    コメット「それにしても、あのライムっていうの凄いねー。ダントツの強さだねー」
    ハイク「お眼鏡に叶いましたでしょう?ライム」
    ライム「ええ…私の名前はRime=Umiaks・Souと云う」
    ライム「真名はUsami Sumireko ”幻を追い求めたもの”」
    クラン「あなたも、ハイクさんの知り合い…?」
    ライム「そうね。幻を追い、主人公になることが出来なかった意思の変異よ。しばらくはここでゆっくりさせてもらうわ」
    ノーキン 「おやぁ?さっきとライムちゃんキャラが違うようなきがするけど、それが君の素顔かぃ?」
    ライム「真名を識ってもらうにはそれなりに強そうにしないと、ね」
    ミオナ「あなたは消えないのね?これからよろしくっ!」
    クラン「…あ、そうだ…ハイクさん、ぬいぐるみありがとう…」
    ハイク「いいのよ。私の趣味でもあるの。丹精込めて作ったんだから大事にしてくれれば嬉しいわ」
    レクス「我の見せ場も無しに終わらせて……我の魔術……こっちで旅してる間に折角覚えたのに……」(部屋の隅で地面にのの字書いてうじうじしてます)
    ミオナ「シャキッとしなさい男の子!次の機会こそは驚かせてやるくらい言ってみなさいよ」
    レクス「その前にお前達が終わらせたのではないか……治癒術も守護術も攻撃術も、色々できる凄い魔術師なのだぞ我は……」(まだ凹んでます)
    ミオナ「はー、何も活躍する機会はこれで最後ってわけじゃないんだからさ。そんなままだとまた誰かにいいところもってかれるよ?」
    ケメロヴォ「まぁ仲間が増えて?面白くなりそうじゃないか」
    クラン「人…増えてきたね」
    ヴィント「折角だからどんどん模擬戦はするべきね。いざという時に死んでしまうと元も子もないわ。」
    コメット「そうだねー、こういう機会が増えるに越したことはないよね~」
    コメット(ヴィントは、何かを知っていて彼女たちを招いた?だとしたらどんな意味が……って考えるのは僕の仕事じゃない、か。)
    クラン「そういえば、アライズさんは来ないの…?」
    ハイク「アライズは行方がわからないのです…」
    クラン「そう…見つかるといいね」
    ケメロヴォ「アライズとやらは行方不明か…」
    ノーキン「おやおやぁ・・僕たちが屋上で見かけたあの美女は行方知らずかぁい?おちついたらお茶でもお誘いしたかったんだけどねぇw」
    コメット「アライズ、か。彼女が知っている真実が他にもあれば、この前のと合わせて色々情報がまとまるんだけどねー」
    モニカ「また始まったよ……まあロリ相手には紳士だったからいいけど」
    ハーバル「え…?それでもダメだろ…」
    ケメロヴォ「まぁ、ライムちゃんでいいか!これからよろしくお願いしますね!」ライムちゃんと握手
    ライム「ええ…よろしく」
    ノーキン「そぉーだ、僕らが屋上に行ってる間にヴィントちゃんたちは地下の探索をしていたんだろぉw?なにか面白いものはなかったのかぁいw?」
    ヴィント「その話は日誌にまとめてある。ノーキンよ。見てなかったのか?」
    ヴィント「そ・れ・と、コメットさんは後で私の部屋に来てね。話したいことがあるの」
    コメット「まって」
    ノーキン「ハッハッハーw僕が書物を読み漁る文化人に見えるかいヴィントちゃぁんwでもヴィントちゃんが書いてくれた愛の導なら後で読んでみようかなぁw」
    コメット「っていうより同じ部屋だよー?」
    ヴィント「シラユキちゃんの部屋じゃないんだぁ…へぇ…」
    コメット「ねぇまってよヴィント、いや僕にも非はあったけどさぁ……」
    ヴィント「シラユキちゃん今日は一緒にお話しましょうねえ」
    シラユキ「え、ええ……」
    ノーキン「ハッハハーw楽しそうでなによりだぁw」
    クラン(…大変そうだな)
    ケメロヴォ(やはりここは面白い所だフォークス君は勿体ないなぁあの馬鹿者...だが、ここで楽しませてもらおうか...ふふふ)
    ラウンド「ま、待て待て。みんなに迷惑をかけたお詫びにポケットマネーを少しあげるよ。研究の対価でもある」
    レクス「我は"偉大なる竜"よりこの角を与えられた冥府の王だぞ……異界の地とはいえ少しくらい我を崇めてもバチはあたらんだろうに…」
    ミオナ「崇めてほしいなら、崇めたいと思えるような態度をとることね」
    ヴィント「……龍、ねぇ」
    ノーキン 「ハイクゥそういえば今ここにいる君は精神体で触れないけど、キミはここにいてくれるのかぁい?」
    ハイク「召喚された以上逃げる道理もありませんから…」
    ケメロヴォ「自分も新参だし友好を深めるために食事でもしようじゃないかー!」
    ヴィント「……まあいい。fonanaで適当に食べてくる。シラユキちゃんとコメットさんは2人で楽しくディナーでもどうぞ」
    コメット「…聞き間違い、か…あ、ねぇまってよぉヴィントー…」
    レクス「ぐぬぬ……力を取り戻した暁には我の真の実力を見せつけてやるからな……」
    ケメロヴォ「ハイクさんは現状お喋りだけはできるんだねー?」
    ノーキン「では!そのうちスキンシップのお付き合いができる肉体も呼んできてねぇw」
    ハイク「そうですね…どうやらそれとサポートくらいしか出来ませんね。エリーとやら。見つけましたよ」
    クラン「エリー…?」
    ミオナ「…星姫様は、今どこに?」
    クラン「…あぁ、お姫様か」
    ハイク「どうやら……廃都:Infernoにいるみたいですね…人の気配がたくさんします」
    ケメロヴォ「じゃぁそこに行けばいいんだね!」
    ミオナ「ふふ、楽しみにしとくわ」
    クラン 「…イーストかな、気をつけないとね…」
    レクス「……ふん、次こそは我の魔術を見せつけてやる……」

    感想:
    俗にいう「真名持ち転生者」は例外はありますが、味方になってサポートをしてくれます。
    セッションと特別番外でどれだけ真名持ちのメンバーを増やせるかがベストエンドへの近道になるかと思われます。
    ある程度の法則性に従ってますので、気付ければシナリオを楽に進めることが出来るかと思われます。

    【兎園小説:雪うさぎ】

     飛空船【トラウム号】 個室

    シラユキ「おはよう~サティちゃん、起きてる~?」
    サティ「んん~…誰ですかぁ…わたしの部屋に来るのはぁ…」ドアあける
    サティ「…あ、シラユキさんでしたか~…おはようございますぅ~…」
    シラユキ「ふふ、やっぱり朝弱いのね…ごめんなさい、起こしちゃって」
    シラユキ「もう朝の8時過ぎだし、良かったら髪の毛のセットお願いしてもいいかしら?」
    サティ「いえんぇ~、大丈夫ですよ~…そのうち目も覚めますです。あ……はい、いいですよー、わたしなんかでよければ」
    シラユキ「ん、ありがとね。私の部屋、鏡を置いてもらわなかったから…」

    サティ「ではどうぞこちらへー でもどうしてわたしなんかに任せてくれるのです?他にも女の方は居ますのに…」
    シラユキ「そうねぇ……何でかしら、何となくっていうと難だけれど。貴女の事が琴線に触れたのよ…私、付喪神だしね」
    シラユキ「昔はお屋敷の人たちにしてもらってたんだけどね。…あんまり昔話しないほうがいいかな」(苦笑し
    サティ「そ、そう言われると何故だか少し照れちゃいます… シラユキさんの昔…す、すこし興味はありますが、話したくなければ大丈夫です」
    シラユキ「ふふ、可愛い…。っと、それじゃお願いね?……私の昔話なんて、長くなりすぎちゃうし面白くはないわよ~」
    サティ「ふぇ…わ、わ、わたしは可愛くないですよぅ… はい、任せてください」
    シラユキ「それじゃ、また時間があるときにね…この間あの人達も言ってたけど、次の出発も近いし…」
    サティ「で、ですね……わ、わたし、この前の戦闘訓練の時に真っ先にやられちゃいましたよね…実戦の時…み、皆さんの足を引っ張らないかと…し、心配なのです…」
    サティ「……それと、本当にやられてしまうのも…」(ボソッ
    シラユキ「…そうねぇ…あの後、私もハーバルさんと真っ向からやりあって負けちゃったし…。でも、そこまで心配しないでいいと思うかな…」
    シラユキ「演習なら兎も角、皆サティちゃんの事大事に思ってると思うから。…だから…そんな事言わないで…ね?」(頭撫でます
    サティ「…そ、そんな方…ほ、本当に居るでしょうか……ひゃぅっ…!?」
    シラユキ「…少なくとも、私は貴女の事気に入っているし、まだ出会って日は浅いけどこれだけ話せるのは貴女だけだから…」
    シラユキ「……それに、ミシェ君も貴女の事は気に入ってるみたいよ?」
    サティ「ミシェ君…み、ミシェルさんですか?……!い、い、いえ、絶対、ぜ、絶対ミシェルさんにはわたし、き、嫌われてますよ…!」
    シラユキ「そうかしら…?確かにいっつも仏頂面で私にも何考えてるか判らない子だけど…。教会にいるときより、貴女と居る時のが笑ってる気がするわ~」
    シラユキ「それに、お付き合いしてるんじゃないの?…酒場でキスまでしてるって聞いたんだけど…」 汚い流石ミシェル汚い
    サティ「ぜ、絶対作り笑いですよ……って、ふひぇええ!!?つ、付きあっ…!?」櫛落とす
    シラユキ「あら……大丈夫…?」(微苦笑し
    サティ「ち、ちち、違います違いますっ!あ、あ、あれは術をかけてかけられて…わ、わたしの……?」 百合より恋愛ロール上手いんじゃねこの中の人
    サティ「と、と、ともかく付き合ってなんかいませんですよ…!ほ、ホントですって…!」
    シラユキ「そうかしら…後であの子に聞いておこうかな…なんて。ごめんね、そこまで必死に否定されちゃうと私も何も言えないわ」
    シラユキ「変な事聞いちゃって悪かったわね。…お詫びじゃないけど、お昼一緒にどうかな?」
    サティ「うぅ…ホントなんです…信じてくださいよぉ…」半泣きで泣きつく
    シラユキ 「ごめんごめん…女の子だもんそうよね…私は縁遠いけど…」告白した人がねぇ……
    サティ「ひぅっ…うぅ…わ、分かってくれたならいいです…え、と、お昼ですね、わかりました、ご、ご一緒しますよ」
    シラユキ「ふふ……ありがと、サティちゃんが何をどう思ってるのか、もうちょっと聞きたいしね。彼の事じゃなくてもいいから」
    サティ「と、特に特別なことは考えていないですよ…ふ、普通に適当なことを考えているだけです… か、彼…です?」
    シラユキ「ミシェ君の事だけど…?話したく、ないのよね?」
    サティ「!…うぅー…!そ、そんなに言うんでしたら…し、シラユキさんだって、こ、コメットさんのことどう思ってるんですか…!?く、訓練の時色々してたって聞きましたけど…!」
    シラユキ「えっ……えとあれは…妹ちゃん…ミオナちゃんの歌もあったしその…確かに告白は…しちゃたんだけど…」
    シラユキ「そ、その気は無かったのよ?……100%無いって言われたら、それは違う…けど…」(小声になっていく
    サティ「で、でも告白しちゃったんですよね?想いを伝えちゃったのですよね?わたしのキスなんかより余程重大なことじゃないですか…!」一転攻勢
    シラユキ「ぅ…コメットさんは、既に奥さんいるし…でも確かに告白したのは事実なのは認めるわ…。呼び出されて色々言われたのも、事実だしね…」
    シラユキ「心の無い好きって言葉に意味はないもの…サティちゃんも、それは判るでしょ…?」
    サティ「そ、それは…分かります、けど…し、シラユキさんの本当の想い…は…」
    シラユキ「……コメットさんの事は、まだ…判らないわ。…嫌いじゃないけれど、ヴィントさんの立場に私がいるべきじゃないもの…」
    シラユキ「言葉を濁してごめんなさいね、サティちゃん…」
    サティ「…あ、うぅ…えっと…えっと…ご、ごめんなさいです…す、少し言い過ぎましたですか…?」
    シラユキ「ううん、いいのよ。元々私がサティちゃんに言いすぎただけだからね。…それじゃ、お昼の前に少し艦内でも歩こう?」
    シラユキ「髪の毛は、これくらいで多分大丈夫だし…ハネてないよね…?」
    サティ「は、はい…ご、ごめんなさいです… 髪の毛は…あっ…ち、ちゃんと出来てます、はい、だ、大丈夫ですよ…」
    シラユキ「ふふ、ありがと。……なんか、目線気になるけど…食堂まで、ぶらぶらしてましょっか」
    サティ「で、では行きましょうか…今日のお昼のメニューはなんだろうなぁ…」

    夕方

    サティ「そ、そこそこ長いこと歩きましたねー、ちょっとした冒険みたいで楽しかったですよ」
    シラユキ「いい運動になったわね…私はまだこの船見切れてないから、明日もまた歩きまわってると思う…かな」
    シラユキ「その前にミシェ君と礼拝室の管理しなきゃいけないけど、ね」
    サティ「ご、ご飯も美味しいは美味しいけど何故かおいもが多いですもんね…しっかり運動もしなきゃ… …ほ、ほんとに違いますから、ね…?」 突然ですが!!!!!!!あなたは本日のエクストリームポテイトゥダァーォに選ばれました!!!!!!!!おめでとうございます!!!!!!!!<(╮╯╭)>∠(╮╯╭)/\(╮╯╭)/
    シラユキ「じゃがいもは便利だけれど流石にねぇ…。ん、大丈夫よ…もうこれ以上聞かないから、ね?」
    サティ「ひゃうっ…は、はい…あ、ありがと…です…えへへ…」
    シラユキ「ふふ、やっぱり笑うと可愛いわね…泣いてるよりは、その方がずっといいわ…」
    サティ「…!ま、また、可愛いって…ほ、ほんとに…わたしのことを、そう思って…いるのです、か…?」
    シラユキ「…?だって、そうじゃない?可愛い子に可愛いって言うのは自然な事だと思うけど。…もうちょっと自覚したらいいと思う…かな」
    サティ「……わたし、使う術や…こ、この顔のせいで…他人から嫌われることが多くて…でも、こんなわたしを可愛いと思ってくれて…シラユキさん…ありがとう、ございます…」
    シラユキ「どういたしまして…それに表向きだけじゃ何も見えないわよ、こうやって喋ってみなきゃね」……なんか、ミシェ君と同じ事言ってる気がする。あの子、建前と本音わっかんないから…
    サティ「は、はい…わたし、こ、こんな性格でも、喋るのは好きですから… …?なにかいいました…?」
    シラユキ「何でもないわよ~…また、お話しましょ。お部屋隣だけれどね」
    サティ「はい、わ、わたしなんかでよければいくらでも話相手になりますよ…そして、よ、よければわたしの話し相手になっていただければ…」
    サティ「……それと、もし…シラユキさんが宜しければ……わ、わたしの部屋に来ませんか?ほ、ほら、わたしの部屋、何故か無駄に広いですし…髪のセットも、お、お話もしやすくなりますし…」
    シラユキ「……あら、いいの…?そう言ってくれるなら…喜んでご一緒させてもらうかな~」
    サティ「はひぇっ…ほ、ほんとにいいのですか?、あ、あんな装飾だらけの部屋…あ、いえ、ほんとに移られるのなら片付けますが…わ、わたしと過ごすのです、よ?」
    シラユキ「自分で言っておいてもう~片付けなくっても大丈夫よ、私は。だから…ね?」
    サティ「…あ、ありがとう…です!そ、そして、よろしくです、シラユキさん!」

    感想:
    これはミオナちゃん負けヒロインENDが本格的に見えてきましたね!
    何というかあれですよ、東城綾とか柚原このみとか思い出してきちゃいますね。
    というより百合百合やってた前より恋愛ロールが目に見えて中の人上手くなってますよね。
    いいことです!いいことですが……見てるほうが砂糖吐きそうなのはご遠慮…
    それとコメットさんもコメットさんの中の人も気づいてませんが、シラユキさんポジのNPCわりかしいるぞ!
    ヴィントさんは嫁ってだけでリードしてるけどそれがなくなるとどうなるのかちょっと見たいですね。
    なんだこのハーレム。割れろ

    【兎園小説:星降る夜に願いを】 
    『月が空高く上るころ、星の見える場所へ来てください』

    飛空船【トラウム号】 バルコニー

    深夜

    ミシェル「……ミオナ、こんな真夜中に…どうしたんだ?」
    ミオナ「ちゃんと、きてくれたんだね。お兄ちゃん」
    ミオナ「今日はね、お願いがあるの。特別なお願い…」
    ミシェル「お願い…?…それなら、何でも聞いてやるから。……特別なって…何だ…?」
    ミオナ「お兄ちゃんは、もう離れないって言ってくれた。確認、お願い…」
    ミシェル「ああ、確かに…言ったよ。目の前で、あれだけ言ってくれたんだしな…」
    ミオナ「あのね、ただお兄ちゃんがそばにいてくれるだけじゃだめなの」
    ミオナ「お兄ちゃんの心に、離れてほしくない。ずっとずっと、傍にいてほしい」
    ミシェル「…家族として…そうじゃないのか…?ずっと傍に居られるだけじゃあ、何か…足らないのか、ミオナは」
    ミオナ「あはは、そうだよね。ちゃんと言わなきゃ、伝わらない…ふぅ」
    ミオナ「ミオは、兄妹としてだけじゃない。恋人として、お兄ちゃんの隣にいたいの」
    ミオナ「ミオを、ミオだけを見て」
    ミオナ「ミオだけにいっぱい、いろんなことをして」
    ミオナ「ミオだけの、お兄ちゃんでいて…」
    ミシェル 「……そう…か。…スラム街でも、言ってくれたな。……あの時は嬉しかった。今も、建前じゃなく本音で、嬉しいよ…ミオナ」
    ミシェル「…けど、それなら俺は今までの事を全部謝らないといけない…ミオナの事を、ちゃんと見てあげられなかった。…俺にはもう家族がミオナしか居ないのだから」
    ミシェル「それが崩れるのが嫌だったんだ。…だから、あの時も正面から答えてあげられなかったし、遺跡でも素直に向き合ってやれなかった。…すまない」
    ミオナ「いいの、そんなこと…これからがあれば。ねぇ、こたえは…」
    ミシェル 「……これから、ちゃんと向き合うと誓う。…もう、目を逸らしたりしない。だから…ミオナ」
    ミシェル「……好きだ。……俺と、一緒にいてくれ。――ずっと」
    ミオナ「…ぇ、ほんと?」
    ミシェル「……こんな時に嘘付いてどうするんだ…ありがとうな」
    ミオナだって、信じられ、なっ…心の中では、だめかなって思ってたから…っ」
    抱き着いて胸に顔をうずめる感じで
    ミシェル「…駄目なもんか…5年間、忘れた事は無かったんだ。…再会出来て、ミオナの気持ちを知れて…嬉しいよ」 抱きしめます  何というか昼ドラ一直線っすね
    ミオナ「ありがとう、ねぇ…ミシェル」
    ミシェル「…………名前で呼ばれるの、初めてだな。どうした?ミオナ」
    ミオナ「好き、好き…大好き…」
    ミシェル「俺もだ……好きだよ、ミオナ。……誰よりも」 お?お?言ったな

    ミオナ「この星空の下、星座の輝きにも負けない夢が、どうか現実になりますように…」
    ミシェル「…っん…」 口付け

    感想:
    幼馴染は負けフラグとか言って申し訳ありませんでした!!!
    成瀬川なるとか棗鈴の方でしたか……そうですか……
    でもこのままだと昼ドラ一直線な気がするのは多分気のせいじゃないはず……
    そのうちミシェルは刺される(確信)
    少しだけ話を変えるんですが、ミオナの中の人の言い回しが時折この後の展開のネタバレになっている場合があってですね。
    多分今回のテーマの『星』をなぞってるのだと思うんですが、やばいですね。バレそうです

    【トラウム号日誌】

    星歴1,120年、この飛空船が調査の為に祖国であるArcadiaを出発してもうそろそろ3日になるか。
    その間、艦長である私こと、ヴィント=スターンは頼れる人材を発掘し、
    仲間を選抜して夢のような暁色の星空を、青い星を指針に飛んできた。
    無理やりくっついてきた護衛の面々や道具屋、医者もいるが……。
    この日誌はそんな旅路を、起こった出来事を忘れないように書き留めておくものだ。
    こっそりと目撃したことでもいい。見える脅威が何処にあるかわからない以上、少しでも心に残った出来事があるなら、この日誌に夢の後がけを記して欲しい。
    追記:この日誌は日交代制なので担当者は日記をつけるように


    なんだかんだ言ってみんな真面目なんですね。きちんと細かく書いてあります!
    緊張しちゃうなぁ……
    私はコメット様に追いつければとの一心でヴィントさんに付いて、ここまで来ただけの頼りない小娘なので……。
    もっと努力しないとね!
    あっそうだった!報告書の代わりにもなるんだった!

    Typoglycemia遺跡地下報告書

    記入者:Arcadia王国親衛隊 ティアル=フェアリ 
    関係者:Arcadia王国トラウム号艦長 ヴィント=スターン
    他6名 エーヴェ ナール プロティン カミカゼ モニカ ハーバル
    先日発見された灰色の塊、残された文字から【MelBoos】と推測される。
    便宜上不便なのでこの遺跡のことをメルブーズと表記する。
    メルブーズには建物の構造上上に上がる階段と、下に降りる鉄箱があり、私達は地下を探索した。
    上方の探索はArcadia王国名誉騎士 コメット・ハートネット様率いる一団にお願いし、
    私達は地下をメインに探索することになった。
    光景としては異様。ただそれだけでした。
    最初のエリアは、紅い丸と青い丸が奥から発射されてくるのを弾き飛ばすものだったんです。
    剣の腕に自信のあるエーヴェさんが請け負ってくれたので、私は何もしていません!
    次のエリアは、金髪の女の子が出たり消えたりする空間で、
    どうやらその娘は『メリー』という名前らしい。
    そうカミカゼさんが教えてくれました。
    今後はこの『メリー』に関する情報を見つけるのがいいらしいです。
    私は頭はあんまり良い方じゃないからそういうのは他の人にお願いしているんです。
    決してポンコツとかではありませんよ!
    その後もなんだかクイズとか、絵がすごく綺麗に動く劇とかを見て、
    扉が開くのを待って突入する!の繰り返しでした。
    一番下の階についた頃でした。
    要注意人物の『イースト』幹部のアイムールがいたんです。
    どうやら彼女は特別な力を持った生命の………
    えっと……「マナ」か何かを持ってる生命を探しているみたいでした。
    どうやら外れだったみたいなのですが。でも、
    「面白い……!”流星の閃光”と”時間の代弁者”の反応が消えるとはな。囚えることには失敗したが、試練を切り抜けることが出来るのは一握りしかいない。そしてそれはお前たちの仲間、なのだろう?」
    とかなんとか言って襲い掛かってきました。
    コメット様がいれば楽に切り抜けれたんでしょうが、私達には分が悪い感じでした。
    でもでも!一度は追い詰めたんですよ!? でも……
    「ただの下等生物が見苦しい抗いをするとはな。聞け!私の名はアイムール!”漆黒を身に纏いし者”だ!」
    って言ったと思ったら、羽が2枚いきなり生えてきて……
    凄い猛攻でホント死にそうになったんですから!
    私やナールさんがなんとか立てなおして、反撃もしたんですよ?
    結局はアイムールに見逃してもらったようなものですが……
    そんなこんなでヴィントさんが先に学園キノっていう装置で戻っていったんですが……
    第二星姫様がいなくなってしまってたんです!
    アイムールの去り際の「ゆめゆめ忘れるでなかれ。夢は夢。星は星の下に」
    って言葉が私の中で繰り返し繰り返し残っていて、姫様には申し訳ないんですけどそれどころじゃありませんでした。
    一番大事な事は、ナールさん達が考えてくれるので、私は必死に、忘れないように。
    言の葉を私の心に紡いでいたんです。
    報告は以上になります!

    追記:おいおい……途中から報告はおろか文章すら崩れてるじゃねえか……
    代わりにArcadia王国親衛隊 エーヴェ=フォーロが補足する。
    姫様を誘拐したのは『イースト』で間違いない。アイムールが親切に教えてくれた。
    アイムールは途中から白と黒の羽を広げ、主に精神的な攻撃と殺傷攻撃の波状攻撃が得意なようだった。
    紅いリボンが白黒だったのでより目についた。
    姫様は鋭意捜索中だ。
    最近ヴィントの姐さんが錬金術士を雇ったらしい。どうやらそれで『真名』を持った方に
    協力を依頼してみるらしい。上手くいくといいが。

    感想:
    特にないです……自分で書いた文章に批評とか流石にやってられませんし……
    途中文がおかしいのは仕様です。ティアルちゃんだし。ということで。
    情報が色々と詰まってますがちゃんと隠しきれていると思い込んでいます。
    滑稽じゃないといいなぁ…

    ここまで読んでくださりありがとうございました
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